歌手ソン・ホヨンが22日、「ソン・ホヨン with Band Live in Tokyo 2012」を東京・品川ステラボールにて昼夜2公演開催した。

 伝説のグループ「god」のボーカルとして活躍したのち、ソロ歌手として活動し、またミュージカルやTVプログラム「オペラスター」に挑戦するなど活動の幅を広げているソン・ホヨン。

 ダンサブルな「Call Me」「Friday Night」で幕を開けると、あまりライブで歌っていないバラード曲「刺」や自身の作詞・作曲の「空に私の心が」、「最近気にいってる曲で、カラオケでも歌う」という「君一人」(『太陽を抱く月』OSTより)など自身のソロ曲はもちろん、god時代の楽曲、またオリジナル以外の楽曲と幅広いチョイス。

 また、メドレーで「Be My Baby」(Wonder Girls)や「ミスター」(KARA)などを入れるなどし、ファンを楽しませたソン・ホヨン。最後に「これからもっと頑張って発展していきます」と言うと大きな拍手が起こった。

「自分はまだ新人。芸能人は、20年はたたないと中堅とはいえないので、まだ7年あります」と謙虚な気持ちとさらなる進化をファンに誓った。

 そしてアンコールでは、「オペラスター」で歌った「情無い心」を歌い、また違った魅力を披露し、名残惜しそうな様子で舞台を後にした。

 公演後に取材に応じたソン・ホヨンは「バンドのメンバーとたくさん練習してきたので、1日で終わるのが残念」としながらも、公演を無事終えた安堵(あんど)感と喜びを示した。

 今後はニューアルバムの制作に入るという。「実は、1曲はレコーディングを終えているが、タイトル曲がまだ決まっていない。良い曲を選んでいるところ」だという。そして、「当分は歌手に専念したい。余裕があればミュージカルもやりたい」との心情を明かした。

 現在32歳のソン・ホヨンだが、最近godのキム・テウ(31)が結婚したことにからんで「結婚の予定は?」と尋ねると、「まだリーダー(パク・ジュニョン)が結婚してないので…(笑)。(韓国の数え年で)44歳ですよ。自分はまだそんなに年はいっていないと思うので…」と言って笑った。

 また、「日本でファンサイトができる」と公演で明かしたソン・ホヨン。「日本のファンが大好きで、いつも会いたいが頻繁に会えなくて申し訳ないと思っている。日本活動をしたことがないが、今後アルバムを出すなどできれば…」と展望を語った。

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