俳優キム・スンウがオーナーを務める韓国芸能人野球チーム「PLAYBOYS」が11月24日に「日本プロ野球OBチーム」とのドリームマッチイベント「第3回アスリートジャパン WinWin! 水素水Presents韓流エキサイティング・エンタテインメント・フェスティバル2012 in東京ドームsupported by MBC」を行うにあたり9日、都内で記者発表が行われた。

　今回で第3回目を迎える「PLAYBOYS」と「日本プロ野球OBチーム」のドリームマッチ。日韓の友情をはぐくむ交流カードとして韓流ファン、野球ファンに親しまれてきたもの。「ウリヌンハナダ（わたしたちはひとつだ）」を合言葉に、東日本大震災チャリティーイベントとして開催される。

「PLAYBOYS」出場メンバーに予定されているのは、キム・スンウをはじめとしてチ・ジニ、チュ・ジンモ、ファン・ジョンミン、ハン・ジェソク、オ・マンソク、イ・ジョンヒョク、アン・ギルガン、コン・ヒョンジン、イ・テソンら。そして、今年はファン待望のチャン・ドンゴンの登場も予定されている。

大会名誉会長の張本勲氏は「日韓の間にはさまざまな問題もあるが、野球を通じて、近くて遠い国ではなく、近くて近い国にしていきたい」とコメント。

キム・スンウは、「大好きな野球を通して友情を築き、そして被災者の方たちに少しでも力になれれば」とし、「これまでの第1回、第2回と『PLAYBOYS』が負けているので、今年は勝ちたい。（日本語で）お手やわらかにお願いします」と「OBチーム」にあいさつ。

すると、OBチームの監督を務める山田久志氏は、「そうしてあげたいとも思うが、プロ野球人の本能でできない」と言って笑い、「年齢、容姿では負けているが、試合では前半からリードしてやっつけてやろうと思う」と意気込みを語った。

「PLAYBOYS」の監督に「キム・スンウさんは多忙で、昨年の試合以降、4回ほどしか練習に参加していない」と暴露されると、キム・スンウが「ハードトレーニングをして最善を尽くします！」と言う場面などもあり、すでに互いに旧知の顔ぶれだけに、ジョークも飛び交う和やかな記者発表となった。

　なお、今回はMBC（韓国文化放送）の協力により、野球の試合のみならず、エンタテインメント色を強め、人気のK-POPのミニライブも開催されるとのこと。韓国エンターテインメントファンにはこたえられないイベントとなりそうだ。