音楽
FTISLAND、さいたまスーパーアリーナのツアーファイナルで感涙
人気ロックバンドFTISLANDが8日、夏の全国ツアー「FTISLAND Summer Tour 2012 ~RUN! RUN! RUN!~」のファイナル公演をさいたまスーパーアリーナで行った。6月24日のサンドーム福井を皮切りに全国4カ所5公演開催された今回のツアーは、FTISLANDにとって最大規模で、全国で6万人を動員した。
7枚目のシングル「NEVERLAND」で、黄色のペンライトに包まれた会場はオープニングからいきなりの最高潮。「Let it go!」では観客はタオルを振り回し、最新アルバムからの「STAY」や「always」ではのびやかなイ・ホンギの声に会場中が魅了された。
また、このツアーのために練習したというダンスも披露。カラフルなジャージに身を包んだ「S.F.HEROES」というグループに変身し、ステージ上でフォーメーションを組みシンクロして踊るというパフォーマンスを披露。FTISLANDの新しい魅力を発揮した。
途中のMCでは、「単独でここ、さいたまスーパーアリーナでできるとは思いませんでした。夢みたいで信じられません。ありがとうございます」「韓国ではデビューして5年、日本ではインディーズ含め4年。あっという間でした。皆さんの応援があったからここまで来れました。日本語がまだまだなところもありますが、一生懸命勉強してこれからも素敵な音楽をプレゼントします」と語ると、5年間のさまざまな思いがよぎったのか感極まり、涙する場面もあった。
アンコールではファンの近くに行こうと、メンバー全員でアリーナを走って回ったFTISLAND。また、8月リリースされるROCKなナンバー「TOP SECRET」をワンコーラス初披露すると、ファンはさらに感激。会場は新曲への期待感で盛り上がり、名残惜しくも彼らの走りぬいた夏のツアーは幕を閉じた。
なお、FTISLANDのニューシングル「TOP SECRET」は8月8日にリリースになる。メジャーデビューシングル「Flower Rock」がオリコン4位、メジャー1stアルバム「FIVE TRESURE ISLAND」が海外男性アーティスト史上初の1stアルバムオリコン初登場首位を獲得するなど成果を残しているFTISLANDだけに、新曲の動向も期待される。