映画『わたしの妻のすべて』(ミン・ギュドン監督)が通算観客動員数400万人、『後宮:帝王の妾(めかけ)』(キム・デスン監督)は同200万人を突破した。22日に映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークが発表した。

 両作品は21日に公開された『ミスGO』や『ごますりの王』といった新作韓国映画の攻勢にもかかわらず、観客を大きく減らすことなく動員数を稼いだ。

 両作品のヒットは、韓国映画としては珍しい、ヒロインに焦点を当てた映画という点でも注目されている。イム・スジョン、チョ・ヨジョンという2人のヒロインを前面に押し出した映画が同時期にヒットするのは極めて異例だ。

 しかし、両作品がさらに踏ん張って興行を伸ばすには、28日に公開される米映画『アメイジング・スパイダーマン』を乗り越えなければならない。同映画は公開までまだ1週間もあるというのに既に前売り率1位に立っている。

 果たして『わたしの妻のすべて』と『後宮』という、主演女優たちが新たな一面を切り開いた映画がどこまで興行を伸ばせるか、楽しみだ。

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