『シークレット・ガーデン』でユン・サンヒョク演じる韓流スター・オスカーをほんろうする妖艶な雰囲気漂う歌手サンを演じ、注目されたイ・ジョンソクが27日午後、東京・GINZA K-PLACEにて日本で初のファンミーティングを開催した。

 イ・ジョンソクは、『シークレット・ガーデン』後、『ハイキック3~短足の逆襲~』でアイスホッケー選手として有望視されたが落ちこぼれてしまうアン・ジョンソクを演じて前作とはまた違う魅力を見せた。そしてハ・ジウォン、ぺ・ドゥナ主演の映画『コリア』やチョン・ジフン(RAIN/ピ)主演『R2B:Return to Base』(原題)といった話題の映画にも次々出演しており、まだ新人ながら、次世代スターの呼び声高い期待の俳優だ。

 ファンミーティングでは、「クナムジャ(その男)」(『シークレット・ガーデン』OSTより)を歌って登場。「めちゃくちゃ緊張している」とし、ファンにハニカミ笑顔を見せた。トークでは、「子どものころ、学校で手を上げて発言することもできない内向的な少年だった。そんな自分が俳優になって、親もびっくりしている」と語り、俳優を目指したきっかけは「中学のとき、ドラマ『フルハウス』を見て、俳優になりたいと思った」と明かした。理想の女性は、との問いには、しばらくだまってしまい、やっと口を開くと「フィーリングが合えば…」と恥ずかしそうに答えた。

 イ・ジョンソクは俳優として脚光を浴びていると同時に、最近、『人気歌謡』のMCに抜てきされた。MC初挑戦だが「気が狂いそう。ベストを尽くそうと思っているが、台本をもらったので、一生懸命練習している」と、緊張の心境を明かした。

 そのほか、ファンからの質問を受けたり、ゲームやファンとの「演技でデート」、プレゼント、最後に手紙の朗読、そして再び歌も披露し、ファンと触れ合った。「まだこういう場は照れ臭く、緊張したが、楽しかった。また来たい」と語り、最後には全員とツーショット撮影。ファンには大満足の時間となった。

 ファンミーティング終了後に取材に応じたイ・ジョンソク。『人気歌謡』MC出演の経緯と、緊張が顔に出るタイプのようだが生放送MCへの不安はないか、との記者の質問に「番組関係者からオファーをいただき、出演を決めた。自分にできるかなと思ったが、練習を重ねて行ったらできるのでは、と思った。(最初は)うまくできないか思う。が、4週間ぐらいすれば、適応できると思う」と率直に語った。

 この日は自身が歌を2曲披露したが、「歌をいろいろ歌ってみたが、あまりカラオケにも行かないし、ここ数日ストレスだった。本当に大変だった」と言い、点数は、との質問には「点数をつけるような歌ではない」と謙遜(けんそん)した。

 今後やってみたい役については、「こんな役を、と決めてしまうのはよくないと思っているが、『デスノート』のLのような役がやってみたい」とのこと。目標の人については「ロールモデルとして考えているのはカン・ドンウォン。同じようにモデル出身だが、彼ならではのオーラを持っているのでとても好き。彼のようになりたい」と名を上げた。今後の活躍を楽しみにしたい。

ホーム TOP