K-POPがシンガポール市内に響いた。24日(現地時間)から26日まで、シンガポール・クロックキー広場には、K-POPにハマった若者が集まり、ダンス広場と化した。

 制服姿の10代の少女ファンから、上手な韓国語でユン・ミレの歌を一緒に歌う中東の女性ファンまで、さまざまな人種のアジアのファンが、2時間にわたってK-POPを満喫した。

 文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院の主催で行われたアジア最大音楽マーケット「ミュージック・メタス」で、『K-POP Night Out』ショーケースが行われた。会場では、世界の音楽産業関係者600人をはじめ、約2000人のファンが熱狂するなど、韓流音楽に高い関心を示した。

 公演は世界中に広がるK-POPにスポットを当てると同時にヒップホップ、エレクトロニックなどの音楽も紹介した。

 公演のフィナーレはK-ヒップホップが飾った。タイガーJKの「モンスター」が鳴り響くと、ファンは手で大きな円を描き、盛り上がりは最高潮に達した。ステージにはタイガーJKとユン・ミレを中心にラッパーのBizzy、ヒップホップグループM.I.Bが一堂に会し、ヒット曲メドレーを繰り広げた。

 今回の公演は「ミュージック・メタス」に参加した世界中の音楽関係者に、K-POPの勢いを十分に見せたという評価だ。何より、ヒップホップやエレクトロニック音楽を紹介しながら、K-POPのさまざまなジャンルが共存するということを見せたことに大きな意味がある。

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