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イ・ジュンギ除隊にファン2000人歓喜
国内外のファン約2000人がソウル市竜山区の国防広報院前に集まった。足の踏み場がなく、その姿は近くの建物の屋上にも見られた。ファンはアドバルーンまで上げて除隊を祝っている。俳優イ・ジュンギの除隊式で繰り広げられた光景だ。
イ・ジュンギは16日午前、国防広報院の正門を出て、除隊を報告した。この瞬間を待ちに待っていたファン約2000人は、除隊を心から祝った。
イ・ジュンギも除隊報告を終えると、「寒いのに朝早くから大勢の皆さんが来てくださって心から感謝申し上げます」と真っ先にファンのことを気遣った。そして「兵役を務めている間もファンの皆さんをパートーナーのように思っていました。多忙な軍隊生活でしたが、ファンの皆さんのことを考え、責任感を胸に任務を遂行できました」と言った。
ファンに対する思いはこれだけでは終わらない。イ・ジュンギはこの日の午後3時、祥明大学(ソウル市鍾路区)にある祥明アートホールでファンミーティングを開き、除隊後初の芸能活動を行う。除隊した日にファンミーティングを開催するのは非常に異例だ。
このファンミーティングには入場料3万ウォン(約2100円)が必要だということで、問題が発生した。16日が終わるまで軍人であるイ・ジュンギは、この日まで営利活動が行えないためだ。イ・ジュンギ側は入場料を払い戻す方針だ。
問題が指摘されたものの、このファンミーティングもファンを思う気持ちの表れだ。イ・ジュンギは「入隊の時も、兵役の残り期間にも、思いを巡らし待っていてくださったファンの皆さんに対しては、申し訳ないという気持ちがあります。『除隊式に来てくださってありがとうございました』というあいさつだけでは心残りになると思ったので、温かい場所にファンの皆さんに来ていただいて、あらためてあいさつしたかった」と深い心遣いを見せた。