MBCの水木ドラマ『太陽を抱いた月』の勢いが止まらない。放送されるたびに自己最高視聴率を塗り替え、新たな「国民的ドラマ」になるのではと期待されている。

 1日夜に放送された『太陽を抱いた月』の全国視聴率は34.5%(2日、AGBニールセン・メディアリサーチ調べ、以下同じ)だった。これは、前回1月26日に記録した31.7%を2.8ポイント上回る数字で、1日の全番組で最も高い視聴率だ。

 『太陽を抱いた月』の快進撃はスタート当初から始まっていた。第1話が18.0%、第3話が20%超えと急上昇。そして第8話には30%を突破し、このたび第9話で35%に迫った。

 2010年9月に終了したKBS第2『製パン王キム・タック』以降、視聴率30%を突破した平日のミニシリーズドラマは地上波3局を通じても『太陽を抱いた月』が初めて。さらに「このまま行けば『国民的ドラマ』と呼ぶにふさわしい40%突破も近いのでは」との声もある。40%超えを果たした09年の『善徳女王』後は大ヒット作がないMBCだけに、一層大きな期待がかかる。

 一方、同時間帯に放送されたKBS第2『乱暴なロマンス』は4.4%、SBS『お願いキャプテン』は7.8%と苦戦中だ。

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