野崎友子通信員
イ・ジヌクが除隊後初、3年ぶりのファンミを東京で開催
俳優イ・ジヌクが14日、「コキュアオープニングショウケース イ・ジヌク スペシャル ファンミーティング」を東京・ディファ有明で開催した。
今回のイベントは、韓国のエンターテインメントを「本当の意味で浸透させていく」ことを目的としたプロジェクト「KOCUA」のオープニングイベント第1弾として行われたもの。イ・ジヌクは昨年3月に除隊し、日本でのファンミーティングは約3年ぶりだ。
久々のファンの前でイ・ジヌクは「緊張しているがうれしい。軍人として生活をしていたのでちょっとぎこちない感じです」と話した。この日は打ち合わせ中から「できる。できる」と何度も口にし、会場に来ているファンを楽しませようとしていたとのこと。
トークの中で「韓流」の魅力は、と聞かれると「わたしも気になりますが、わかりません。わかっていればもっと人気が出たのに…」と答えるなど、終始冗談をいいファンを笑わせるかと思えば、軍隊を経験し、私生活で「『大勢の人との調和する生活』を通し自身の人間としての幅が広がりました」と真摯(しんし)に話すなどさまざまな表情を見せた。
除隊後すぐに出演したドラマ『ラブミッション~スーパースターと結婚せよ~』では、一途に女性を愛し守ろうとする北朝鮮の軍人チェ・リュ役を演じたイ・ジヌク。「除隊後すぐだったので大変でしたが、軍人役ですぐに対応できました」と言って笑い、アクションシーンが多かったことについて「時間に追われながら一生懸命に撮影し、アクションの先輩に褒めてもらったシーンが、放送ではカットされていた」とエピソードを披露した。
トークのほかには、歌「愛しているから」「position」、日本語の「I LOVE YOU」(尾崎豊)を歌い、ファンを魅了。ファンからの質問に直接答えるコーナーでは、「今、一番やりたいことは?」と聞かれ「今やっています」と即答すると拍手喝采を浴びた。
5人のファンとのツーショット撮影や、イ・ジヌクに関する○×クイズの正解者20人にプレゼントするなどファンと身近に触れ合い、最後には自筆の手紙を朗読、ファンに思いをあらためて伝えた。
さらに、アンコールでは客席から登場し、その自筆の手紙を1名にプレゼント。最後の最後までファンを楽しませ、「とっても気分がいいです。私がかっこよく生き抜く姿を見ていてください」とあいさつをし、ファンにこれからのさらなる活躍を誓った。