映画
今年映画界を盛り上げたキム・ハヌル&ムン・チェウォン
キム・ハヌル(33)とムン・チェウォン(25)。違うようで同じ魅力の持ち主。二人ともソフトだが強い。映画『ブラインド』のキム・ハヌルは見た目は純朴そうだが、自分の秘密を隠していたし、『最終兵器 弓』のムン・チェウォンはあどけない姿だが、強烈なまなざしの演技を見せた。
キム・ハヌルは今年最高の1年を過ごした。1998年、映画『バイ・ジュン~さらば愛しき人~』でデビューしてからラブストーリー、ホラー、コメディーなどさまざまな作品に出演。今年はスリラーの『ブラインド』で、「大鐘賞」に続き、「青龍賞」でも主演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。
キム・ハヌルは自ら、「空にすることの価値」が分かるようになったと評価した。キム・ハヌルはインタビューで、「以前は“気にする必要はない。演じることだけでいっぱい”という考えもありました。ある瞬間、周りの人々がわたしをどう思っているのか、どうすれば人生を素敵に生きることができるのか、悩むようになりました」と話した。
ムン・チェウォンは今年、映画界が再発掘した有望株。『最終兵器 弓』のジャイン役として、受動的ではなく能動的な女性キャラクターを作り出した。この映画のキム・ハンミン監督が、「外柔内剛」タイプの女優を探していたところ、彼女に白羽の矢が立ったという。ムン・チェウォンはこの映画で、「青龍賞」の新人女優賞に続き、「大韓民国文化芸能大賞」で最優秀演技賞を受賞した。
ムン・チェウォンは珍しく、時代劇と現代劇で安定した演技力を披露し、注目されている。片思いで胸を痛めたドラマ『華麗なる遺産』に続き、今年は『最終兵器 弓』とドラマ『王女の男』で、一気にスターダムにのし上がった。ムン・チェウォンは「清純可憐な女性のキャラクターも魅力的だが、自分が持っているほかのイメージ、たとえば中性的なキャラクターを引き出すこともやってみたい」と話した。
二人は偶然にも、スター女優を数多く輩出しているパルンソン・エンターテインメント出身。同事務所には以前ファン・シネ、キム・ハヌルが所属、現在はソン・イェジン、イ・ミンジョン、ムン・チェウォンが所属している。キム・ハヌルはスクリーンで活躍していた2000年前半まで、パルンソン・エンターテインメントの前身であるチューブエンターテインメントに所属。ムン・チェウォンは現在、パルンソン・エンターテインメントに移籍した後、花を咲かせている。
このように二人は、それぞれ持っている「外柔内剛」のイメージで、2011年の映画界を盛り上げた。女優を連想するとき、女性的なイメージを真っ先に思い浮かべるものだが、彼女たちはソフトで強い魅力を同時に持っているというのが共通点だ。
30代と20代を代表する女優として、映画界の注目を浴びた二人が2012年、スクリーンでどのような魅力を発揮するのか、期待が高まっている。