女優ペ・ドゥナのハリウッド進出映画『クラウド・アトラス』(ラリー&アンディ・ウォシャウスキー兄弟監督とトム・ティクバ監督の共同監督)は27日にクランクアップし、スチールカットが公開された。ペ・ドゥナはこの作品で2144年の近未来のソウルを舞台に、クローン人間のヒロインを演じている。

 ペ・ドゥナは「いろいろなことを学びました。意義深く楽しい経験だったので、クランクアップして寂しい気がします」と語った。

 さらに、「映画では、アジア人役で特殊メークをして、韓国語のせりふをこなさなければならないハル・ベリーさんに韓国語を教えましたが、思っていた以上に正確な発音やイントネーションで驚きました。ウォシャウスキー兄弟監督には『テバク』(韓国語で「大当たり、大ヒット」の意)という言葉を教えましたが、それ以来、監督はOKサインを出すたびに『テバク』と何度も叫んだので、撮影の間ずっと楽しかったです」と撮影中のエピソードを語った。

 『クラウド・アトラス』は22日にドイツとベルリンで18週間にわたる撮影を終え、編集作業に入っている。

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