ドラマ『女の香り』で多くの視聴者を感動させた女優キム・ソナが20日、ファンミーティング「~KNTV Presents~キム・ソナと過ごす素敵な1日」を東京・赤坂BLITZにて開催した。

 イベントの初めに『女の香り』第1話のダイジェスト版が流されたのち、キム・ソナが登場。するといきなりその目には涙が。「こんばんは。キム・ソナです。1話を見て、涙が出ちゃって。たくさんの応援をよろしくお願いします」とあいさつすると、大きな拍手が送られた。

 その後、キム・ソナは、明るくウイットに富んだ会話を流ちょうな日本語で繰り広げ、普段は主役をのせるのに苦労するMCも、この日ばかりは逆に抑えるのに苦労するほど。ドラマで見せるキャラクターのように、まっすぐでキュートな魅力を終始振りまいた。

 中学・高校時代を日本で過ごしたキム・ソナ。当時の思い出を尋ねると「学校から帰るとき、学校の前にあった焼き鳥の屋台によく行った。そこのおじさんがおもしろくて。あとは…バレーボールが好きで、ワールドカップとか見に行った」と振り返った。

 思わず涙してしまった『女の香り』の話題になると、また涙。「(演じた役の)ヨンジェがよみがえって…すごく泣いてしまう」と思い入れの深さを見せた。そしてドラマ出演を決めた理由を「最初に話を聞いた時、台本を見た時の感。最初の感もよかったが、監督と脚本家に2度目にあったとき、最後のせりふを聞いて、これだ!と思った」と明かした。

 ヨンジェの役作りで心掛けたことを尋ねると、「今までどのキャラクターを演じる時も、その人物になって生きていこう、と、考えずにその人になる。考えたら複雑になると思う。その人はこういう風に生まれて、こういう風に生きてきたんだろうと考えないと、言葉使いとか、手の動きとかできないと思う」と自身の役作り法を語った。

 トークのほか、なんと映像で登場のイ・ドンウクとのデュエットを披露。その歌は、ドラマの中で、二人でデュエットする歌。好きな人とデュエット、という願いがヨンジェのバケットリスト(しぬまでにしたいことのリスト)に入っていたものだ。イ・ドンウクは、現在新ドラマの撮影に入っていて忙しい中、このイベントのために練習し映像を撮影したという。

 キム・ソナはそんなイ・ドンウクについて「第一印象は“クール”。タンゴの練習で初めて会ったが、『こんばんは』と言っただけで。気まずかったが、タンゴはくっつかなくちゃいけなくて、『こんばんは』の後ですぐステップの練習を始めて…すぐ仲良くなった(笑)。クールでシックだけど、あったかい人。今回ひとりだから心配して、『頑張って』と言っていた」と語った。

 そのほか、自身の「バケットリスト」を挙げ「わたしだけのコンサートを開きたい」「良い作品に出て、映画で主演女優賞を取りたい」「死ぬまで、素敵な恋をしたい」などと思いを率直に明かした。

 「恋に落ちて」など歌も披露、最後に「楽しかった。次も楽しみ」とファンとの再会を約束。サプライズで全員にプレゼントを手渡し、最後までファンとの時間を楽しんだ。

 また、この日は先ごろ日本プレデューを果たしたCODE-Vもゲストで登場、素敵なハーモニーを聞かせた。

 この日の模様は来年2月18日午後11時20分、KNTVにて放送される。また、『女の香り』は同局で1月21日日本初放送がスタート。毎週土・日曜午後10時5分より。

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