現在放送中の時代劇『広開土太王-こうかいどたいおう-』と連続ドラマ『今日のように』の撮影を平行して行っているキム・スンスが、17日、東京・光が丘IMAホールにて「KIM SEUNG SOO First Tokyo Fanmeeting 2011」(主催:MENTOR Co.,Ltd HP:http://www.hanryutop.com/)を開催した。

 平井堅の歌「瞳をとじて」を歌って登場すると、「東京での初めてのファンミーティングです。よろしくお願いします」ときれいな日本語であいさつ。トークコーナーでは時代劇と現代劇の2つのドラマを掛け持ちで撮影しているエピソードとして、時代劇『広開土太王』では衣装の準備やエキストラを含め出演者が多いためスタンバイに時間がかかることやせりふにも苦労をしていることなどを話した。また放送話数も80回の予定から100回ほどに延長されたことを明かした。

 『今日のように』では、歳が離れた女性に好かれる独身検事ヘジュンを演じているが、時代劇と現代劇の気持ちの切り替えを聞かれ「すごく大変です。現代劇で時代劇の言葉をしゃべりそうになる」と笑わせた。

 3日ほどの休みがあったら、と聞かれると「2日間は寝たい。残りは何も考えずに過ごしたい」と、9月からほとんど休みなく撮影が続いている苦労を語った。クリスマスの予定は、との問いには「現場のほとんどの人が独身なので、『1人で(家に)こもらず仕事をしよう!』となった」と苦笑い。2本のドラマの撮影は来年5月まで続くそうで「2つのドラマを無事に終わらせることが来年の目標です。応援をよろしくお願いします」と語った。

 マジックショーのコーナーでは、小道具を使いキャンバスに描いたボーリングの玉の絵から実際にボーリングの玉を出すなど、特技を披露した。

 客席からサインボールを投げながら再登場後、ファンからみたキム・スンスのイメージアンケートで「お酒の飲みすぎで失敗した」「悲しい映画を見たら泣く」「料理が下手」と発表されると、料理に関しては「俳優になる前にホップ(韓国式ビアホール)の運営をしていた。つまみは同時に4品作ったこともあります」と意外なエピソードを告白。「今までの実生活の経験が俳優業に役立っています」とおどけてみせた。

 3人のファンとドラマ『カムバックマドンナ』『今日のように』の一部のシーンを再現するコーナーで飾らない姿を見せ、最後に「White Christmas」を披露。「年末に皆さんに会えたのがうれしい。来年、再来年と皆さんに会いたい」とメッセージを伝えた。

 イベント終了後に握手と写真撮影会が行なわれ、一人一人と丁寧に握手。最初から最後までファンとアットホームな触れ合いを楽しんだイベントとなった。

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