映画
イ・ジョンヒョン「未婚の母」役で映画主演
歌手で女優のイ・ジョンヒョンが長編映画でスクリーンに戻ってくることが分かった。
所属事務所が22日に明らかにしたところによると、イ・ジョンヒョンは映画『未熟な犯罪者』(カン・イグァン監督)=仮題=で主演を務めるとのことだ。映画出演は、ベルリン国際映画祭で短編部門の金熊賞を今年受賞した『波乱万丈』(パク・チャヌク監督)以来、約1年ぶりだ。
イ・ジョンヒョンは今回、15歳に成長した息子と再会してから突き放すことができず、うそをつきながらやっとのことで日々生きて行く30代前半の母親ヒョスン役を演じる。何を考えているか分からない犯罪者で、感情の起伏が激しく多面的な性格の持ち主だ。
イ・ジョンヒョンは「初めて台本を見た時は、役が重く、感情の起伏が激しい演技が難しいと思い迷いましたが、この作品はわたしが演じなければならないという運命を感じました。まるでわたしのデビュー映画『花びら』(1996年)に初めて会った時のようです」と話している。
『未熟な犯罪者』とは、14歳以上19歳未満の罪を犯した者のうち、罰金以下または保護観察処分の対象になった少年を指す法律用語だ。来年前半の公開を目指し、来月クランクインする。