野崎友子通信員
『ミュージカル宮』東京公演主演のキュジョン(SS501)&ソンモ(超新星)が会見
韓国オリジナルミュージカル『ミュージカル宮(クン)』の記者会見が5日午後7時、朝日新聞東京本社内読者ホールにて行われ、主役イ・シン役をWキャストで演じるSS501のメンバーで現在ソロとして活躍中のキム・キュジョンと超新星のメンバー、ソンモが出席した。
京都公演、ソウル公演に続き、今年3度目のシン役を演じるキム・キュジョンは「東京公演に向けて準備しています。カッコよい姿をお見せできるように頑張ります」と言うと、初ソロ活動で初ミュージカル出演のソンモは「よく見ていたドラマなので出演できて光栄です。僕らしいシンを作って『ミュージカル宮』の魅力を伝えたい」と緊張した面持ちで答えた。
今回の記者会見がキム・キュジョンとの初対面だと言うソンモは、「キュジョンさんと仲良くなりたい。いろいろなことを教えてもらいたい」とハニカミながら笑った。キム・キュジョンから握手を求められると、さらに緊張した様子だったが「年も同い年です」と言って笑わせた。
二人は、どんなシンをイメージしているのかと問われると、「皇太子として、強くて優しい皇太子を演じたい」(キム・キュジョン)、「僕の性格はシンよりも女性に対して優しいので、その優しさを入れた自分なりのシンを見せたい」(ソンモ)と答え、それぞれ違うシン像で楽しませてくれそうだ。
キム・キュジョンは「小さい店に行ったり、おいしいものを食べたい」と、久しぶりとなる長めの東京滞在を楽しみにしている様子。シン役の先輩として余裕を見せると、ソンモはメンバーから「お前を信じているから、頑張ったら十分できる」と言われたと話した。
そして、「一人でできるということを見せたい。個人的に、キュジョンさんと友だちになりたい。死ぬほど頑張って演じます。自信はあります!」と力強く答えた後、「半分あります」と小声で付け足し、笑いを誘った。
「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定が話題になり2002年に連載を開始したマンガ『宮』を原作に昨年ミュージカル化され、今年はソウルと京都で上演された『ミュージカル宮』の東京公演は12月16日から30日まで、東京国際フォーラムホールCにて全20公演行われる。