今年下半期の芸能界では、大物スターが続々と活動を再開する。久しぶりに活動を再開するスターから、海外活動でいい成果を上げて凱旋するスターもいる。その主人公とはハン・ソッキュ、ソン・ヘギョ、少女時代だ。

■ハン・ソッキュ…映画スターの帰還

 俳優ハン・ソッキュが、10月5日にスタートする新水木ドラマ『根深い木』(SBS)で、『ホテル』以来16年ぶりのドラマ出演を果たす。

 劇中、ハン・ソッキュが演じるのは世宗役。我々が知っている聖君のイメージとは少し違う。見た目は威厳に満ちあふれているが、実は気が短く、突拍子もない面がある人物を演じる予定だ。

 1991年にMBC公採タレントに合格し、俳優になったハン・ソッキュ。ドラマ『息子と娘』『ソウルの月』などの作品を通じて一躍スターダムに。そうしてスクリーンに進出し、『ドクター・ポン』『ナンバー・スリー』『グリーンフィッシュ』などの作品に出演。興行性と演技力を手にし、最高の俳優となった。その後の作品は、興行成績不振が目立つが、相変わらず信頼の高い俳優なので、今回のドラマ出演に関心が寄せられている。

■ソン・ヘギョ…「第2のシム・ウナ」になれるか?

 ヒョンビンと残念ながら破局したソン・ヘギョが、4年ぶりの映画となる『今日』(10月27日公開)に出演する。ソン・ヘギョの演技が久しぶりに見られる上、イ・ジョンヒャン監督の作品という点でも目を引く。結婚と同時に引退したシム・ウナは、イ・ジョンヒャン監督の映画『美術館の隣の動物園』で演技力を認められ、映画界最高の女優として全盛期を築いた。

 さらに、ソン・ヘギョには特別な関心が集まっている。ソン・ヘギョは多数のドラマで人気を集め、『秋の童話』『フルハウス』などで海外でも人気を博しているが、映画ではことごとく失敗してきた。今回の映画『今日』は、婚約者を殺されたものの犯人の17歳少年を許したドキュメンタリー・プロデューサーが、予期せぬ結果を招く内容を描いた作品。彼女が混乱や悲しみの感情をどのように表現するのか、期待される。

■少女時代…今度は世界だ!

 下半期の音楽界で、大きな話題の一つとなっているのは、少女時代の活動再開。少女時代は10月4日、リード曲から公開される3rdアルバムを引っさげ、韓国で再始動。今回特別に感じるのは、日本活動を終え、韓国でリリースする初めてのアルバムであり、アジアだけでなく、全世界を狙っているためだ。

 少女時代は6月にリリースした日本1stアルバムが68万枚を売り上げ、海外アーティストのアルバムとしては、最高のセールスを記録。現在、東方神起、BIGBANG、KARAなどとともに日本でK-POPブームを引っ張っている韓国を代表するK-POPブランドだ。

 また、今回のアルバムは「ワールドワイド」をコンセプトに企画、iTunesを通じて米国、欧州などでも公開される。リード曲「The Boys」は故マイケル・ジャクソンのプロデューサーであり、世界3大プロデューサーのテディー・ライリーが作曲、編曲した。

 少女時代は9月26日から、テヨンを皮切りに一人ずつティーザーイメージが公開され、関心を集めている。アルバムをリリースするたびに変化を追及してきた彼女たちが、今回のアルバムでどのような音楽と魅力を披露するのか、楽しみだ。

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