チャンミン（東方神起）主演で話題のドラマ『パラダイス牧場』で、19歳で離婚を経験するも、獣医として明るく前向きに生きるヒロインのダジ役を務めたイ・ヨニ。チャンミンとのエピソードやドラマへの思いを語ってくれた。

―ダジと実際のイ・ヨニさんの性格と似ている部分はありましたか。

　「わたしもダジのようにいつもポジティブに、明るくいようとする性格です。仕事をするときもそうですし、生きていくうえでもいつもポジティブに考えようと心掛けているので、似ている部分が多かったと思います」

―チャンミンさんとの共演はいかがでしたか。

　「チャンミンとは同じ事務所で、同い年でもあるので、リラックスして撮影できました。スタッフもみんな仲がよくて、ロケも多かったので、時間に余裕があれば一緒に食事をしたり、ゲームやボーリングをしたりして過ごしていました」

―チャンミンさんとのおもしろいエピソードがありますか。

　「お互い主演だったので、撮影量も多かったんですが、あるときチャンミンは翌日がオフという日がありました。わたしは撮影があるので早めに寝ようとしていたんですが、隣の部屋からチャンミンがスタッフたちと楽しそうに遊んでいる声が聞こえてくるんです（笑）。防音設備があまり良くなかったのか、私の部屋まで声が筒抜けで…。なかなか寝付けなかったので、少し経ってから電話をして、言葉を選びつつ「ちょっと静かにしてほしいの」とお願いしてみました。チャンミンはものすごく申し訳なさそうにしていて、むしろ私が申し訳なかったです（笑）」

―好きなシーン、印象に残っているシーンは。

　「ダジの馬がどうしても動かずに落ち込んでいたとき、やっと動くというシーンで、あまりにもうれしくてダジとドンジュが緑の牧場を駆け回るところです。ずっと走り回って撮影をしたので、後半は走るのが大変でしたが、それでもいちばん楽しかった記憶が残っています」

―イ・ヨニさんだったら、ハ・ドンジュ（チャンミン）とソ・ユンホ（チュ・サンウク）では、どちらが好みですか。

　「ドンジュのような、友達のように付き合える男性もいいですし、ソ・ユンホみたいに男らしく引っ張ってくれる人にも魅力を感じます。その両面を兼ね備えた人ならいいですね（笑）」

―これまで演じた役柄で、ご自身に影響を与えたと感じる役は。

「『エデンの東』ですね。50話を超えるドラマだったので大変なこともありましたが、それだけ長い期間ドラマの仕事に集中したということがその後の演技をしていく上で、とても役に立ちました。やりがいも大きかったし、大先輩の方々と演技することができ、少し成長できたのではないかなと思います」

―これまでは清純でかわいらしい役が多かったのですが、今後はやってみたい役柄は。 　「少し成熟した、タフでカッコいいキャラクターで、まったく違ったイメージもお見せしたいです。アクション、ミステリーなどの作品で事件を解決するような役にも挑戦してみたいし、熱いロマンスなどもやってみたいです」 　なお、『パラダイス牧場』DVD-BOX（公式サイト：http://mv.avex.jp/paraboku）は11月2日に発売になる。それを記念し、mu-moショップでの購入者限定イベント「パラダイス牧場Premium Event 2011」（http://mv.avex.jp/paraboku/#event）が11月17日パシフィコ横浜、11月19日インテックス大阪にて開催される。同イベントにはチャンミンが出演するほか、イ・ヨニもスペシャルゲストとして登場する予定だ。
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