ブアガルことBrown Eyed Girlsが 12日、「Brown Eyed Girls 2011 1st Concert In JAPAN」を東京・渋谷C.C.Lemonホールにて開催した。

 この日の公演は、4月29日に東京国際フォーラムホールAで開催が予定されていたが、震災の影響で延期になっていたもの。ファンはもちろん、メンバーらも待ち焦がれていたファーストコンサートの開催に、会場は大きく沸いた。


 大ヒット曲の「Abracadabra」韓国語バージョンで幕を開けたコンサート。「コンサートが出来ないのでは、お客さんが来てくれないのではと心配しましたが、こんなにいっぱい来て下さって、本当にうれしいです」と喜びの示し、「客席を明るくしてください」とリクエスト。満員の会場を感慨深そうに眺め、さらに力を得たようだった。


 前半は1stアルバムからの曲を中心に、そしてそれぞれのソロコーナー、さらに「韓国でもまだ披露していない新曲を初披露します」とし、新曲「不便な真実」も披露。人気曲「モッカ」や日本語の「Sign」などおなじみの曲も、またこれまで聞けなかった彼女たちのボーカル力が引き立つ曲までバラエティーに富んだ選曲でファンを楽しませた。


 K-POPアーティストのコンサートでは珍しいほど男性ファンが多く、野太い声援が始終飛んだのが印象的だった。最後のアンコールでもそんな男性のアンコールのコールで登場。最後には、「皆さん、一緒に踊ってください」とファンと一緒に「Abracadabra」日本語バージョンを歌い、幕を閉じた。


 ブアガルは、「お姉さんグループ」らしく、定評のある歌唱力に加え、大人らしいセクシーでシックなパフォーマンスで他のガールズグループとは違った路線で個性を感じさせた。

東京=野崎友子通信員

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