『姫の男』(KBS第2)が、血なまぐさい政争と切ないロマンスで視聴者の関心を引きつけた。

 同ドラマは、朝鮮王朝時代に起きた政変「癸酉靖難(きゆうせいなん)」がきっかけで、敵対関係になったスンユ(パク・シフ)とセリョン(ムン・チェウォン)の運命的な愛を描いた作品。歴史的事実と虚構を絶妙に織り交ぜ、緊張感を生かした。1日の放送では『ボスを守れ』(SBS)を抑え、視聴率も20%を超えた。先月7月20日の初放送以来、およそ1カ月半ぶりの快挙だ。

 そのためだろうか。ドラマは血なまぐさいが、撮影現場は温かかった。公開されたオフショットでは、タイトなスケジュールにもかかわらず、笑顔を絶やさない俳優たちの姿が印象的だ。

ヤン・スンジュン記者




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