また、チソンは最近、マイクロブログサービス「me2DAY」にメッセージや写真を掲載し、ファンとの距離を縮めている。

 「実はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などについて、よく分かりませんでした。マネージャーの勧めで2週間ほど前から始めましたが、反応が良いんですよ。ドラマ撮影の合間に写真を撮って掲載すると、ファンも喜ぶし、僕もファンと触れ合うことができるので楽しいです」

 チソンは撮影現場のムードメーカーだ。いつも笑顔でスタッフに接し、食事会などの幹事も務め、率先して出演者との親睦を図っている。

 「個人的に、映画でもドラマでも主人公1人が優れているからといって、うまくいくわけではないと思います。撮影の雰囲気が良ければ、クオリティーの高い作品が出来るのをたくさん見てきました。特に今回のドラマはロマンチック・コメディーなので、出演者やスタッフがお互い気楽な関係で撮影をするのがいいと思うんです。そして、いくら探してもムードメーカーは僕しかいなかったんです(笑)。それで現場の雰囲気を作るため、冗談もたくさん言うし、暇を見つけて食事会もしようと努力しています。主人公が疲れていたら、スタッフも大変じゃないですか。いつも笑って走り回るように努力しています」

 今年、『ロイヤルファミリー』と『ボスを守れ』(SBS)の2作品に出演したチソン。少し早いが、年末の授賞式では、どちらの席に座るのか聞いてみた。するとチソンは「どちらの席にも座りますよ。でも、僕は賞に縁がないので」と言葉を濁した。

 「毎年、内心期待はしてます。でも、賞に縁がないのか、あまり賞を頂いてないんですよ(笑)。何かを望んで演技をするわけではないじゃないですか。自分が演技をしながら満足し、幸福感を感じればそれでいいです。もし、賞をもらうことになったら、もちろんうれしいです。でも、そのように導いてくださった監督、マネージャーなど周りのスタッフが僕の賞によって、少しでもやった甲斐があったと感じてくれればうれしいです」

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