スターインタビュー
インタビュー:イ・ジュンヒョク「浮気者の役などもやってみたい」(下)
―最新ドラマ『シティーハンター』を終えたばかりですが、今の気持ちは。どういうドラマでしたか?
「作品としては、迫力があって、スペクタクルな感じのいい作品で、自分も没頭して役に入り込んでましたので、実はまだ余韻が残っているんです。終わってよかったとホッとしている半面、終わってしまって残念、というのが本当のところです。まだ終わってから休めていないので、休みたいなと思いますが」
―作品を終えるとすぐに切り替えできる方か、引きずってしまう方ですか。
「僕は、演じた役柄が、僕の中から出てしまうというよりも、1人ずつ入ってきて落ち着く、また次の作品の役柄をすると、また入ってきて落ち着くというように、キャラクターを1人ずつ積み重ねていって、どの役をも取り込んでいっているような感じがします」
―しばらく休みたいですか。それとも仕事をしたいですか。
「良い作品があれば、今すぐにでもやりたいです。そうでなかったら、やっぱり休みたいです(笑)」
―休みには、何をしますか。
「友達に会ったり、家で寝たり、映画を観に行ったり…普通ですね」
―映画を観るんだったら、女性と行った方が楽しいですよね?
「それが最高だと思います! それが、最近は全然行ってないですね…ここまで、楽しいインタビューだったのに、急に胸が痛くなってきました(笑)」
―次に何をしたい、どんな役をやりたい、という希望はありますか。
「ドラマか映画がやりたいです。役としては、今までまじめな役が多かったので、元気で自由な役柄がやりたいです。浮気者の役なんかもやりたいです。そうすれば、そのキャラクターからいろんな勉強できるんじゃないかと思いますが…そんな役ありますかね?(笑)」
―今回はファンミーティングでファンの方と直接会うわけですが、日本のファンの印象は。
「皆さん、少女みたいに純粋な気持ちを持っています。ちょっとしたことでも、喜んでくれたり、感動してくれたり、また、そういうのを見ながら、自分の心が豊かになるのを感じて、とても気分がいいです」
―歌も披露されますよね? 歌を本格的にやってみたい、という思いはありますか。
「公式的に、ということじゃないですよね? 個人的に、友達とパーティーしながら歌うのが好きです。ファンの皆さんにお聞かせするだけでいっぱいいっぱいです(笑)」
イ・ジュンヒョクは、きりっと男らしい姿と少年っぽい姿の両面を見せてくれるところが魅力。最近ぐっとスリムになって、一段とカッコよくなった。話をすると明るく、ユーモアいっぱいで笑顔がとてもさわやか。これからもさまざまなシーンでその魅力を発揮してくれることだろう。
『怪しい三兄弟』(http://www.koretame.jp/threebrothers/)は、警察官の父キム・スンギョンの3人の息子、コンガン(アン・ネサン)、ヒョンチャル(オ・デギュ)、イサン(イ・ジュンヒョク)がそれぞれが抱える悩みの中で繰り広げるファミリードラマ。DVD‐BOX1~7 (発売元:コリア・エンターテインメント 販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント ) は好評発売中。
東京=野崎友子通信員