私は5月28日(土)に慶州を訪問しました。私は前に1度慶州を訪問したことがあるので、最初に慶州訪問の話を聞いたとき、もう一度同じところに行って楽しめるのかという不安がありました。しかし、韓国の友人から、慶州は何度行っても飽きないところだと耳にしたことがあったので、今回これに参加することにしました。

 まず、大学前で記者の方と会い、慶州に向かいました。私はまだ韓国語がうまく話せないので、車内の雰囲気を悪くしてしまわないか、きちんと話ができるか心配でしたが、楽しく話をしながら、あっという間に慶州に到着しました。

 慶州のバスターミナルでカナダ出身の方、ガーナ出身の方と合流し、近くで昼食を取りました。この日の昼食は伝統的な韓国料理で、私が韓国に来てから1番品数が多く、とても驚きました。

 食事を済ませた後、文化体験をする場所で、慶州の国宝をかたどったチョコレート作りと鏡作りをしました。鏡は韓紙を利用したもので、色が鮮やかで美しく、薄い色のイメージがある日本の和紙とは少し違う雰囲気がありました。

 文化体験の後、ガイドの方と一緒に近くの瞻星台に行きました。瞻星台は今回初めて訪問しました。実際に行く前は、ただ昔の人が星を見るために建てられたものというイメージがありましたが、ガイドの方の話を聞き、積み重ねられた石の数が陰暦の1年を表現していることを知りとても驚き、昔の人の知恵が十分に感じられました。中には入ることはできませんでしたが、外から見るだけでも歴史が感じられました。

 その後、緑茶でのどを潤し、韓国の昔の遊びを体験しました。緑茶は、日本のものとさほど違いがないように思われましたが、飲み方が日本とは違っていました。最初にお茶の香りを楽しみ、そして3回に分けて1杯を飲み干すという飲み方を初めて体験しましたが、先生のおっしゃるとおり、十分にお茶の味やよさを楽しめました。韓国の昔の遊びは、日本の昔のパチンコのようなものや、矢を投げて壷の中に入れるものを体験しました。どれも素朴ながら難しく、小さな子供だけでなく大人も楽しめるものばかりだったと思います。近くにいた小学生や、おじさん、おばさんとも会話するなど、交流もできてよかったです。

 今回慶州に来て、以前訪れたときのようにただ観光をするだけでなく、昔の面影が今も残っている場所で古き良き韓国を味わうことができ、本当によかったです。やはり、慶州は何度行っても楽しめる場所だと思いました。ぜひまた慶州を訪れたいです。

釜慶大学2年 松原 綾

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