日本での活動を開始してから1年ぶりだ。

 FTISLANDが韓国に戻ってきた。チェ・ジョンフン、イ・ホンギ、イ・ジェジン、チェ・ミンファン、ソン・スンヒョンの5人によるFTISLANDは5月24日、リード曲「Hello Hello」を掲げ、3枚目のミニアルバム「RETURN」を韓国でリリースした。

 デビューから4年。体力的にはきついが、精神的には少し余裕が出始めた5人。新人のイメージから脱皮し、より成熟した音楽でファンの前に戻ってきた。

 日本での活動は目覚しかった。ファーストアルバム「FIVE TREASURE ISLAND」が発売1週目にして3万7000枚の売り上げを記録し、オリコン週間ランキングのトップを飾り、4枚目のシングル「SATISFACTION」は発売当日に1万7665枚の売り上げを記録、オリコンのデイリーシングルランキングで2位になった。

 この人気に応えるため、来月には再び日本へ向かい、CDのリリースとツアーを行う予定だ。FTISLANDの今回の韓国での活動は、1年間FTISLANDを待ちわびていた韓国のファンに恩返しをするためのもの。

-1年ぶりに韓国のファンと会った感想は?

 イ・ホンギ「まずはとてもうれしかった。日本ではドラマやアルバムの準備など、何だかうまく行き過ぎて不安になったほど。まずは、とにかく一生懸命頑張らなければ、という思いで戻ってきた。強いインパクトを与えることができるパフォーマンスなどを準備し、ワンランク成長したFTISLANDをファンの皆さんにお見せしたい」

 ソン・スンヒョン「僕もそう思っている。新人のときとは違い、もっと余裕を持って、FTISLANDならではのスタイルで韓国でも頑張りたい。これから挑戦することがすべてうまくいけばと思う」

 チェ・ミンファン「日本ではツアーもたくさんしたし、アルバムもたくさんリリースしたけれど、韓国での活動が少なかったような気がする。今回のアルバムで、僕たちを待っていてくれたファンの皆さんに恩返しをしたい。日本での活躍も期待してほしい」

 イ・ジェジン「韓国の歌手たちは、新しいアルバムをリリースする周期がどんどん短くなっているようだ。1年間、ファンの皆さんに顔を見せることができなくて申し訳ない。待っていてくれたファンの皆さんにはとても感謝している。外国に行ってたくさん音楽の勉強をしてきた分、頑張ってファンの皆さんに恩返しをしたい」

-リリースした新曲「Hello Hello」はどんな曲?

 イ・ホンギ「韓国の情緒によく合う大衆的なメロディーを取り入れているが、ロックのサウンドはこれまでの曲より豊かになった。既存の曲とは違った雰囲気にしようと努力した。これまでのメロディーとは違い、楽器でいろいろな表現をするよう努力した」

 ソン・スンヒョン「これまでのアルバムではボーカルのサウンドが80%を占めていたが、今回のアルバムは楽器のサウンドのが増えている。今までの曲はボーカルが中心になっていたけれど、今回は楽器がボーカルに合わせ、ボーカルも楽器に合わせながら、お互いに調和を成している」

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