「筋肉で音を奏でる」「日本を元気にする」をコンセプトとしたアクロバットとダンスを用いた日本オリジナルのマッスルミュージカル。25日から始まる10周年公演『SONGOKUH』（ソンゴクウ）に韓国の9人組アイドルグループZE:Aが出演、マッスルメンバーとコラボステージを繰り広げる。

　5日、東京・渋谷のマッスルシアターでGW特別公演を観覧したZE:Aは、舞台終了後ステージに上り、観客に『SONGOKUH』出演をアピールした。

　その後、取材に応じたZE:Aは、「僕たちは歌とダンスの役割で臨むことになりますが、コラボレーションを通してZE:A、K-POPの魅力をたくさん広めたいです」（ムン・ジュンヨン）と決意を表明。

　この日マッスルミュージカルを目の当たりにし、ハ・ミンウが「水中で踊るパフォーマンスが印象的」と語ると「（マッスルミュージカルリーダーの）池谷（直樹）さんの276cmの跳び箱が一番感動した」「誰にでも出来るようなものではないパフォーマンスばかりで、驚き」「男女問わず、あらゆるパフォーマンスをこなされていたので、最初から最後まで感動の連だった」などと口ぐちに興奮気味に語った。

　「今、韓国の方でメンバーのうち３人がタンブリングを取り入れてパフォーマンスをしていますが、日本でも池谷さんのご指導を受けながら、取り入れたいと思いますし、ZE:A独自のオリジナリティーあふれた振り付け、ダンスも見せたいと思っています」（チョン・ヒチョル）と刺激を受けた意欲を新たにした様子。

　マッスルミュージカルのパフォーマーは本格的なアスリート出身者がそろうが、「ZE:Aは韓国でスポーツ万能なグループとして有名なんですが、中でも今日は韓国のミュージカル『アラジン』の出演のため、欠席しているキム・ドンジュンが50ｍ走で世界新記録の１歩手前までいった実力の持ち主なんです」（チョン・ヒチョル）とアピール。

　そして、メンバーの中で一番のモムチャンは、と尋ねると「ドンジュンです。でも、メンバー全員、脱いだら結構すごいんですけどね」と言って笑いながらも、最後には日本語で「本当に頑張ります！」とあらためて意気込みを見せた。

　また、今月25日から7月3日まで開催される『SONGOKUH』とは別に、6月3日から7月2日まで『K-POPライブ』も同所で行われ、両演目にZE:A、そして美女スーパーモデルグループNINEMUSES（ナインミュジス）が出演する。公演スケジュールや出演日等の詳細はマッスルミュージカルオフィシャルサイト（http://www.musclemusical.com/）で。

東京＝野崎友子通信員