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ソ・ドヨンがバースデーファンミ開催「自分は彼女には尽くすタイプ」
『春のワルツ』で一躍、韓流スターの一人に躍り出た俳優ソ・ドヨンが先月29日、「ソ・ドヨン バースデーファンミーティング」を東京・なかのZEROにて開催。発売したばかりのプライベートDVDの撮影エピソードなどを語った。
「多くのファンのリクエストに応えた」というプライベートDVD&Photo book「Last Day Dream」を発売したソ・ドヨン。この日は、1月末に行われた長崎・ハウステンボスでのDVD撮影ツアーに続く今年2回目の来日イベントとなった。
東日本大震災の直後、多くの韓流スターたちが励ましのメッセージや義援金を申し出る中、早々に現在出演中のドラマ『いばらの鳥』(KBS第2)の出演料を寄付すると表明、被災者への支援に名乗りをあげたソ・ドヨン。
大震災の影響で多くの韓流イベントが中止、延期となる中、日本ファンへの絆を大事にする彼の思い入れもあって、被災地に近い東京で当初の予定通りファンミーティングを開催した。
「Last Day Dream」はプライベートDVDだが、本格的なドラマ仕立て。ソ・ドヨンはお嬢さまに仕える執事だが、お嬢さまにはそれ以上の格別な思いを抱いており…という内容で、ファンにはたまらない内容だ。
ソ・ドヨンは「自分にもそういう人(執事)がいたらいいなと思った」と笑いを誘い、シャワーシーンでの体の披露について、「初めての上半身に公開だった」とし、「満足はしていない」と謙遜(けんそん)してみせた。
また、「お嬢さま」の足を洗ってあげるシーンの感想を「NGをたくさん出した。何度も笑ってしまって…。洗われている女優さんのほうがくすぐったかっただろうけど」とエピソードを交え語った。
そしてもし自身に彼女が出来たら「自分は彼女によくしてあげるタイプ。もし別れたとしても、その後も僕のことを忘れられないようにしてあげる」と言うと、観客からは悲鳴のような歓声が沸いた。
同DVDのロケの一部がファン参加で行われたが、「1人1人のまなざし、優しいまなざし、応援のまなざしが忘れられない」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
今でも『春のワルツ』のユン・ジェハを愛するファンが圧倒的なソ・ドヨン。「『春のワルツ』は何もわからない状態で演技に臨んでいた。純粋な演技だった」と振り返り、「ユン・ジェハを忘れさせるような作品に出会って、新しい自分を見せられる時が早く来れば」と進化への決意を示した。
そのほか、「執事」として選ばれたファンの「お嬢さま」にお茶を入れたり、お姫様だっこをしたりという趣向のほか、全員と握手するなど、「王子」スマイル全開でファンとの触れ合いを楽しんだ。
東京=野崎友子通信員