29日、「国連の友Asia-Pacific」が東日本大震災被災者の心のケアのために開始した「Friend’s Whistle!」(トモダチの笛)プロジェクトのキックオフイベント「Friend’s Whistle! Act for Tomorrow」がパシフィコ横浜にて開催された。

 プロジェクトに賛同した清水翔太、mihimaruGT、ベッキー♪#、坂本美雨ら日本人アーティストとともに、超新星、パク・ジョンミン(SS501)が出演、ライブを繰り広げた。また、小室哲哉も参加、自身が手掛けた支援ソングも初披露。超新星がこの日に先立ち、陸前高田市、大船渡市でボランティアに参加し、炊き出しなどを行ったが、その模様なども紹介された。


 また、イベントに先立ち大ホール前のプラザで行われた募金活動にも、超新星、パク・ジョンミンはMay J、Sowelu、JYOUGRIとともに自ら募金箱を手に参加した。

 募金活動後に取材に応じたジョンミンは、「募金活動は初めてだったので、どのようにすればいいのだろうと思っていたのですが、皆さんが心をこめて募金してくださってうれししかったし、皆さんの温かい気持ちも被災地に届けたいです。被災者の皆さん、僕たちも力になるので、力を落とさずに頑張ってください」と語った。


 そして超新星のユナクは、「少しでも日本の皆さんの力になれればという思いで募金活動をさせていただきました。これからもボランティアの活動があれば、是非参加していきたいと思います。朝早くから皆さん集まってくださって、心から感謝しています」と所感を述べた。

 また、この日に先立ち被災地を訪れてボランティア活動をした感想を、「最初にテレビで見た時はショッックで、悲しくて、どうすればいいのかと相談して、少しでも力になれればと思い、被災地へ行ってみると、テレビで見ていたよりもすごいことになっていて…。でも被災地の皆さんが笑顔で応えてくれたことで、逆に僕たちがいろいろなことを感じ、学ばせてもらいました。もし僕たちがこんな状況になったら、こんなに落ち着いていられるんだろうかと考えました」とし、「メンバーのみんなと、もう一度行きたいと話をしました」との意を示した。


 グァンスも、「日本の皆さんの力に少しでもなれば、これからも僕たちのできることは全力で応援します。日本すべての力をあわせて、早く日本が元気になれればと思います」と語るなど、各メンバーがそれぞれ被災者への思いやりと励ましの言葉を述べた。



東京=野崎友子通信員

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