昨年12月、お笑いタレントのユ・ジェソクが未払いの出演料、総額6億4800万ウォンの支払いを求め、KBS、MBC、SBSなどの放送局と前所属事務所STOM E&F社を相手取って起こした裁判。初公判では訴えを取り下げたことが分かった。

 15日にソウル中央地方裁判所で行われた初公判で、ユ・ジェソクの弁護人は訴えを取り下げる意向を示した。

 ユ・ジェソクの出演料未払い問題は、実質的な責任が放送3社ではなく、彼の前所属事務所であるためだ。このため放送3社は訴訟の取り下げに同意した。

 訴えを起こした後、ユ・ジェソクは放送局に対し、出演料を自らに直接支払うようもとめたが、専属契約を理由に断られていた。放送3社は出演料の債権がユ・ジェソクにあるのか、STOM E&Fにあるのか分からないため、出演料を裁判所に供託していた。

 ユ・ジェソクが未払いの出演料を受け取るためには、前事務所の確認が必要となる。しかし出演料の確認請求に対して、前事務所は現在まで回答書を提出していない

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