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映画『きみはペット』制作発表会でキム・ハヌル&チャン・グンソクが茨城空港に
3日、茨城空港南側公園臨時駐車場において韓国映画『きみはペット』の来日セレモニー&制作発表会が行われ、主演のキム・ハヌル、チャン・グンソク、助演のチェ・ジョンフン(FTIsland)、そしてメガホンを取るキム・ビョンゴン監督が登壇した。映画『きみはペット』は、小川彌生の日本の同名コミックを原作としたラブコメディー。
今回のセレモニー&制作発表会は、ファン3000人とともに進行。チャン・グンソクは「こんなにたくさんの人が来てくれてビックリしたじゃん。これから『きみはペット』よろしくお願いします」と得意の日本語とともに投げキッスでファンの声援に応えた。
この作品に出演を決めた動機をキム・ハヌルは「日本のドラマで見たことがあるが、非常におもしろかった。その女性主人公のキャラクターが魅力的だと思った。その女性キャラクターを韓国化すれば、さらに魅力的になるのではないかと思い、出演を決めた」と語った。
チャン・グンソクは「誰かのペットになってみるというのも、興味深い、おもしろい経験であり、いいチャンスではないかと思った。常に時間に追われて作業するドラマと違い、この映画は5月にクランクインする予定だが、約2カ月間にわたってみんなで会議をしたり、意見を出し合って作り上げていくというところに意義があるのではないかと思う」とし、「僕は皆さんのペットになりたいです」と言うと、ファンの大きな歓声が沸いた。
同作品で俳優デビューするチェ・ジョンフンは、「出演決まった時、震えた。今も、寒さで震えているのか、緊張で震えているのかわからない(笑)。この役をいただけたことは、良いチャンスだと思う。足を引っ張ることのないようにと思う」と緊張気味ながらも意欲を見せた。
チャン・グンソクが「彼は頻繁に僕のことをわずらわせる(笑)。出演が決まってから、何度も電話をかけてきては『どうすればいいんですか』『制作発表はいつ行われるんですか』『僕の役はどんな役なんですか』『台本はどうすればいいんですか、手に入れてくださいよ』と次から次へと僕をわずらわせている」とジョーク混じりに明かし、「(FTIslandの)ホンギは飲みに連れて行ってくれと言ってくるし」などと、彼らとの親しさを見せた。
続けて「でもそれくらい彼は今回の作品に熱意を持って取り組んでくれると思います」とエールを送った。
また、チェ・ジョンフンが「お二人が中心となって作品を引っ張っていってくださるので、僕はその演技が大きな助けにもなると思う。足を引っ張らないように、お二人に助けてもらいたい」と語ると、チャン・グンソクは「助けてあげるから、付いてこい!」と言ってガッチリ握手。その後、キム・ハヌルへは「助けてください」と頭を下げるなど、終始笑いの絶えない雰囲気の良さを感じさせるイベントとなった。
『きみはペット』のロケ地に決まったのが、茨城県だ。県内有数の企業が参画して茨城県ロケ支援委員会が設立され、茨城県庁も支援を行うなど、県を挙げて制作をバックアップ。5月に茨城県内某所でクランクインし、11月ごろの公開を目指すとのことだ。
東京=野崎友子通信員