俳優で歌手のユン・サンヒョンが25日、「ユン・サンヒョンミニライブ&ファンミーティング」を東京・五反田ゆうぽうとホールにて開催した。

 高視聴率を記録したドラマ『シークレット・ガーデン』で、韓流スター、オスカー役を演じ、そのキャラクターだけでなく劇中で披露した曲が大ヒットし、日本では16日にファーストアルバム「Precious Days」をリリースと絶好調のユン・サンヒョンだけに、ファンは大きな期待を寄せていた。

 イベント前の囲み取材で、『シークレット・ガーデン』出演に関する質問に「『星に願いを』というドラマで、アン・ジェウクさんが歌手役をやられていたのを見て、ずっと歌手役をやりたいと思っていた。今回、オスカー役で夢がかなった」と語った。ドラマにちなんだ「もし女性になったら何がしたい?」という問いには「化粧をしたい」と笑って答えたユン・サンヒョン。


 イベントでも、トークのメインはやはり『シークレット・ガーデン』。ヒョンビンとのキスシーンについて「男性とのキスシーンを撮るのは初めてで、男性とキスをするのも初めてだった。緊張したが、女優さんとするより気が楽だった」と明かし、「ヒョンビンさんの唇はちょっと荒れていた」と言って会場を沸かせた。

 劇中のオスカーのダンスシーンの映像が流されると恥ずかしそうに「最初は、オスカーはロック歌手だと言われていた。それが、撮影が始まると台本にダンスの練習をしている、とあって、2カ月間練習した成果がこれ」と告白。「このシーンは10回以上のテイクがあって、自分も年だしあのようになってしまった」とジョークを交えて語ると、客席は笑いの渦に。


 また、ファンが制作した「オスカーの衣装」の数々から最もオスカーらしい衣装を選んで着てみたり、前作の主演ドラマ『お嬢さまをお願い!』のソ執事の服装で登場するなど、さまざまな衣装でも楽しませた。もともと親近感を感じさせるユン・サンヒョンだが、舞台を下りてファンの質問に答えるなど、ファンにより近づき、イベントを盛り上げた。

 歌では、「オスカー」の衣装で『シークレット・ガーデン』のOSTから「Here I am」を歌ったほか、ファーストアルバムから「愛しています」「贈り物」「Precious」など7曲を披露。さらに、ファンの熱い声援にアンコール、ダブルアンコールと応えた。


 現在、ユン・サンヒョンがユン・ウネと共演した『お嬢さまをお願い!』はLaLa TVで放送中。ヒョンビン、ハ・ジウォンとともに出演した『シークレット・ガーデン』は5月よりKNTVで放送される。

またユン・サンヒョンは27日にはNHK大阪ホールにて「ミニライブ&ファンミーティング」を開催。イベントや最新情報は、公式HP(http://ysh-jp.com/)で確認できる。



東京=野崎友子通信員

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