ワールドツアーの取り消しで、公演企画会社スターMがRAINの所属事務所(当時)、JYPエンターテインメントを相手取って巨額の損害賠償金を求めた裁判。大法院(日本の最高裁に相当)は25日、1審および2審に引き続き、原告の訴えを退けた。1審、2審で裁判所は「ワールドツアーの一部である米公演の取り消しは商標権紛争をきちんと処理できなかったスターMの責任」と、原告敗訴判決を下していた。

 RAINは2006年と07年、スターMとともに計35公演のワールドツアーを企画、06年10月のソウル公演を皮切りにツアーが始まった。しかし、「RAIN」名の商標権問題などで米国公演が取り消しになり、計19公演のみの開催。スターM側はRAINとJYPを契約不履行を理由に、45億7000万ウォンの損害賠償を求める訴訟を起こしていた。

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