今後は、SMエンターテインメント(以下、SM)がJYJの活動を妨害した場合、2000万ウォン(約146万円)を支払わなければならないという判断が示された。

 ソウル中央地方裁判所は21日、SMに対し、JYJの芸能活動を妨害してはならず、これに違反したは違反行為1回に付き2000万ウォンを支払うよう求める間接強制命令を下した。

 地裁は決定文で「2009年10月27日に専属契約の効力を停止する内容の仮処分決断が下されたのにもかかわらず、SMが同年11月2日に『専属契約に従わなければならない』という記者会見を開いた点と、10年10月2日にワーナーミュージック・コリアに内容証明を送付、JYJのワールドワイドアルバム制作・流通の中止を要求した点を考えると、JYJの芸能活動を妨害する蓋然(がいぜん)性が認められるため、間接強制命令を下す」と、決定理由を説明した。

 地裁は17日、SMがジェジュン、ユチョン、ジュンスを相手取り提訴した仮処分に対する異議申し立てと専属契約効力停止仮処分申請を棄却したのに続き、SMとJYJの間で締結された専属契約は無効であることを確認した。そして今回も、SMはJYJの独自の芸能活動を妨害してはならないという判決により、JYJ側を支持している。

 JYJのマネジメントを担当しているCJesエンターテインメントのパク・チャンジュ代表は「まだ越えなければならない山は多い。JYJが一般の人々にアプローチするには、今回の地裁で明らかになった事例のほかに、数多くの壁を超えなければならないという、苦しい状況だ。一般の人々やファンがこうした状況に関心を持ってくださり、合理的で発展的な芸能界システムのため力をくだされば」とコメントした。

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