JYJとSMエンタータインメント(以下SM)の裁判で、再びJYJが勝訴した。

 17日、ソウル中央地裁民事合議第50部(チェ・ソンジュン裁判長)は、SMが申し立てた「2009年10月、裁判所のJYJとSMの専属契約効力停止仮処分の一部認定に対する異議申請」と「JYJとCJeSエンターテインメント(以下CJeS)の専属契約効力停止仮処分申請」をすべて棄却した。

 裁判所は「この件の専属契約は、芸能人が独自の意思決定権を持つことができず、事務所の一方的な指示に従うようになっている“従属型”に当たり、JYJのメンバーは交渉において、SMに比べ、一方的に劣悪な立場にあるので、SMの措置にそのまま従うしかなかった」と説明した。

 続けて「投資リスクの減少や安定的な海外進出などの名分で、極端に長期間の従属型専属契約を正当化することはできない。SMがJYJの一挙手一投足に関して指揮、監督権を行使できる条項や、過度な損害賠償額条項もすべてJYJに一方的に不利な条項に当たるので無効」とした。

 また、SMがJYJとCJeSの契約効力停止を要求した仮処分の件については、「SMがJYJとCJeSの業務委託契約効力停止まで要求するのは、2009年10月27日付で、SMがJYJの独自の芸能活動を邪魔しないことなどを命じる裁判所の仮処分決定に反することなので、許されない」とした。

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