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インタビュー:キム・ヒョンジュンが語る夢とは(上)
SS501のキム・ヒョンジュン(24)が立て続けに少女漫画の主人公を演じたのは、決して偶然ではない。
5年前にSS501のメンバーとしてデビューしたときから、いつも「イケメン」という修飾語付きで紹介されてきたキム・ヒョンジュン。そんなキム・ヒョンジュンがドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS第2)で俳優デビューしたときも、「イケメン」という修飾語は依然として付いて回った。そして今年、『イタズラなKiss~Playful Kiss』(MBC)で主演したときもそうだった。
裕福で非の打ち所のない男「ユン・ジフ(原作:花沢類)」、ぶっきらぼうな天才「ペク・スンジョ(原作:入江直樹)」。両作品でキム・ヒョンジュンは、ヒロインの理想の男、そして「ヒロインより美しい男」を演じた。
意欲に燃える俳優としては、残念な修飾語でもあった。キム・ヒョンジュンは正直に、そして淡々と説明した。
「イケメンというキャラクター、それが僕のイメージだから。僕はまだ演技を始めたばかりの新人なので、そのイメージのためにキャスティングされるのだと思う。でも必ず、それ以上の役を演じられる日が来ると思っている」
歌手としてのキム・ヒョンジュン、俳優としてのキム・ヒョンジュン、そしてSS501のメンバーとしてのキム・ヒョンジュン。歌手として活動していたときから、多くの女性たちの心をわしづかみにしてきたキム・ヒョンジュンは、俳優として領域を広げ、名実共に「韓流スター」の一人となった。
キム・ヒョンジュンは現在、ぺ・ヨンジュンが大株主を務めるキーイーストに所属している。韓流スターの中でもトップクラスの「ヨン様」がキム・ヒョンジュンを迎え入れたということで、今度は「第2のぺ・ヨンジュン」という修飾語が付いて回るようになった。
「笑顔や徹底して自己管理をするところが似ているって? ただ似ているように見えるだけだろう。僕はそうでもないと思うけれど…。ぺ・ヨンジュン先輩と会ったときには、リラックスして色々な話をする。演技や人生について。忙しい方なので、そんなに頻繁(ひんぱん)には会えませんが」