歌手で俳優のオ･ジョンヒョクが27日、Paradis TOKYO（東京・六本木）で新曲発売イベントとファンミーティングを行った。

　バラードのイメージが強いオ・ジョンヒョクだが、韓国で9月17日にリリースされたデジタルシングル「カスミトゥジャナ（心が躍る）」はポップな曲。イベント前に取材に応じたオ・ジョンヒョクは、「（新曲発売が）夏の予定だった。楽しい雰囲気で歌える」と語った。

　歌詞が“友達から恋人へ変わる”内容であることを尋ねると、「（彼女から）OKをもらっています。それは仲良くなってからだから」と彼女の話まで飛び出した。また、歌手になっていなかったら「舞台、ミュージカル俳優になっていたと思う」とするなど率直に語った。

　軍入隊が噂されているが、「行く日はほぼ決まっている。来年２月か３月」と明かし、準備のために、身の回りの整理や買い物を控えたり、周りの人に物を配っているそうだ。「軍隊に入る前は、休まずに働く」と話すも、テレビ番組で話した“入隊前に両親に家をプレゼント”の目標については「（実現は）難しい」と笑った。

　イベントは「新曲発売イベントOJ オ･ジョンヒョクHEALING PARTY」「OJ オ･ジョンヒョクファンミーティング」と２部にわたって行なわれた。新曲発売イベントでは、乾杯、そして新曲を歌いながら客席の間を回るなどファンとの触れ合いを楽しんだ。

　気になる入隊に関しても、「皆さん、２年間休みです。楽しみにしていてください」と自身の口からファンへ報告を行なったが、「行かないで」というファンの声に「代わりに行ってください」と言って、しんみりとした空気を笑いに変えた。

　その後行われたファンミーティングでは、衣装を変え登場。靴が楽屋になく、関係者に「靴が…」とマイクで話すハプニングでスタートすると、オリジナルカクテル、マッコリラテ（マッコリとアイスコーヒー）を華麗な手さばきでシェイクし、ファンが試飲を行ったり、ツーショット撮影会やサプライズソング「プロポーズ」のプレゼントなどファンと楽しい思い出作りを行った。

　イベント中、本人も知らなかったという12月のコンサート開催が司会より発表されたが、軍入隊の関係で、出国可能ならば、との条件付開催となるそうだ。

東京＝野崎友子通信員

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