制作会社が契約不履行を理由にクォン・サンウの前所属事務所「ゴールドサム」を相手取って起こした裁判。ソウル中央地裁は10日、ゴールドサムに対して、3億5000万ウォン(約2500万円)を制作会社に支払うよう命じた。

 写真集を4万部制作、発行するため、2008年に制作会社はゴールドサムに10億ウォンを投資。しかしゴールドサムは1万部しか発行しなかった。このため制作会社の債権を保有する別会社がゴールドサムを相手取り損害賠償訴訟を起こしていた。

 ソウル中央地裁は「ゴールドサムは契約に基づき写真集4万部を発行し、収益金を制作会社に支払わなければならないのに1万部しか発行しなかった」とし、ゴールドサムに3億5000万ウォンの賠償を命じた。

 ゴールドサムは2010年まで契約期間が残っており、投資金を返還する義務がないと主張していた点については「8月末に至っても残り3万部について具体的な出版日程はなかった。ゴールドサムが写真集の出版と収益金の支払義務を履行しなかった」として、これを退けた。

ホーム TOP