『コーヒープリンス1号店』主演で人気爆発の俳優コン・ユが22日、開催中の「お台場合衆国2010 ~笑うBayには福きたる!!~」の韓流α夏祭りスペシャルイベントとして開催された「『コーヒープリンス1.5号店』IN お台場合衆国」に登場した。

今回のチケットは発売わずか1分で完売。そして酷暑の中、12時開始というイベントにもかかわらず合衆国Fantasticスタジアムに2000人のファンが集まった。

コン・ユが「おまえが年上でも、年下でも、なんでもいい。いけるとこまで、いってみよう」とドラマのワンシーンのセリフをもじった日本語の言葉で登場すると、会場は大歓声。



 「自分にとっても思い出深い作品なので、是非見てほしかった。軍隊に行っていなければ、もっと早くご紹介したかった」と放送中の『コーヒープリンス1号店』を紹介。

一番好きなシーンは「ウンチャンが空港から車を運転するハンギョルに別れの電話をするシーン」とし、「今まで自分が出演したすべての作品の中でも愛着がある。子どものように泣いて、スタッフも驚いていた。撮影後も涙が止まらなかった」とのエピソードを語った。

 ドラマの話のほか、兵役時の話にも触れ、「大変でなかったと言えば嘘になりますが、それでもさほど辛くなく過ごせたのは、目の前にいるファンの皆さんのおかげ」とした。



 たくましくなった肉体について問われると、「歳をとりました(笑)。軍にいたときには運動する時間がたくさんあり、鍛練したので、今よりも体が大きかったんです。でも除隊した後に、仕事の関係で体をしぼりました」と語った。

 今後の予定として、「映画『キム・ジョンウク探し』を撮り終えたところ。編集に時間をかけているので、韓国での上映は12月クリスマスのころで、その後、日本でも上映される予定です。次回作も映画の予定です」と明かした。

 加えて「12月ごろ、日本で大きなイベントを行う予定です。おそらくミニコンサート形式のものになると思います。一生懸命準備して戻ってきますので、楽しみに待っていてください」とのうれしいニュースも発表した。


 コン・ユは、汗だくになりながらも、トークのほか、ゲームでファン演技をしたり、ドラマの中で歌った歌を披露。場内をぎっしり埋めたファンに「後ろの方の人、大丈夫ですか」と何度も声をかけるなど気遣いながら、ファンとの時間を楽しんだ。

 フジテレビの「韓流α」では、今秋コン・ユ主演の『ある素敵な日』の放送が決まったことも発表された。明るくさわやかな風ぼうに加え、ユーモア、やさしさたっぷりのコン・ユに触れたファンの熱はますます熱くなりそうだ。

東京=野崎友子通信員

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