韓流スター、パク・ヨンハさんが30日午前、遺体で発見されたことから、各方面に衝撃が広がっている。

 複数の関係者によると、パクさんは胃がんを患っている父親への思いが強かったという。パクさんを知る人は、「人柄が良く、優しい心の持ち主で、弱きを助け、強きをくじく義理堅いタイプだった」と口をそろえる。

 だが、身近な人々は、慎重ながらも「パクさんがこの世を去ったのは、父親の看病疲れだけが理由ではない」と推測している。

 ある人物は「『仕事での関係を超え、人間的に信頼関係にあった人にとても失望した』とパクさんに先日、打ち明けられた。パクさんはこの時、とてもつらそうで、『世の中には信じられる人が一人もいない』と嘆き悲しんでいた」と話す。

 また、別の人物も「ヨンハの性格を考えると、『お父さんが闘病している様子は忍びない』とは言っていたが、だからといって簡単にこの世を去ることができるだろうか」とし、「『一人企業体制』でマネジメントをこなす前、仕事の面でも人間的にも家族のように信じていた人との関係がこじれ、つらい思いをしていたようだ」と語った。

 パクさんと親しかった複数の芸能関係者も、「父親の看病のつらさ」「マネジメントの負担」「信頼していた人物との関係が切れたこと」などで苦しんでいたようだ、と話している。

キム・スジン記者

【ニュース特集】パク・ヨンハさん自殺

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