元Fly To The SkyのHWANHEE(ファニ)が27日、「HWANHEE日本公式ファンクラ」ブ(http://www.hwanheesoul.jp/)結成記念イベント「H SOUL ハジマリ」を東京・中野サンプラザホールにて開催した。

 HWANHEEは、イベント前に記者会見を行い、「歌手で俳優のHWANHEEです」とあいさつ。今年2月14日に日本公式ファンクラブがオープンしたことについて、「誕生日という特別な日にオープンできて、うれしい。日本でのHWANHEEとしての活動はこれが初めてなので、緊張している」と語った。

 「昨日は、今日のために早く寝た。日本に到着して夕食をとって、トレーナーと運動して、そのあと少しテレビを見て2時か3時ぐらいに寝た。ソウルにいる時は5時ぐらいが普通」などとスケジュールを紹介。

 また、イベントへの意気込みを「これまでのイベントよりも、たくさんの準備をした。いつもより緊張している」とし、「昨年、のどの調子がよくない時期があって、活動を休止していた時期もあり、ファンの皆さんが心配してくださったので、それを払しょくするようなパフォーマンスをしたい」とした。


 そして、日本での活動の抱負として「歌手として10年以上たったが、日本の歌手と競争してみたい。日本の歌手の方に、韓国にこういう歌手がいるんだ、と思ってもらえるような歌手になりたい」との展望を口にした。

 俳優活動については、「現在、戦争映画を準備中。軍人としての訓練や台本の読み込みをしているところ」と明かした。

 ソロになっての感想を尋ねると、「大変なのは、これまで半々だったことを全部一人でやらなければならないこと。いい点は自分ひとりにスポットライトが集中すること。いいところ、悪いところ両面ある。でも、グループの人が楽屋などで楽しそうにしているとちょっとうらやましいこともある」と正直な思いを語った。

 今後の活動予定は「日本での活動は、今日を皮切りに、アルバムを出すなど進出してみたい。韓国では、5月末か6月には2ndアルバムが出る予定。それで今忙しくしている、6月ごろ、ドラマのOSTに参加予定」とした。


 そして最後に「まだファンじゃない方にもファンになってもらえるように頑張りたい」と意欲をあらわにした。

 イベントでは、冒頭のあいさつで「皆さんには見えないと思うけど、心の中はハート」と喜びとドキドキの気持ちを表現。2009年のファーストソロミニアルバムのリード曲「心を逃して」やドラマ『ファッション 70’s』の主題歌「胸が痛くても」など全7曲を歌った。

 トークには、「ヨン様のトレーナーでもある」という、親しくしていて、今回も同行してきたトレーナーも登場。「彼の一番素晴らしいのは、力こぶと肩」と言い。その場でチューブトレーニングの実演も見せた。

 また、「僕は40歳までは彼女も作らないし、結婚もしない。結婚願望はない。ファンの皆さんとずっと一緒に過ごしたい」「空港に着くとすぐうれしい気分になる。ファンの皆さんが空港で歓迎してくれる姿を見ると、日本に来なければと思う」などと語っては、ファンの心を打ちぬいた。

 後半は鍛えられた太い二の腕を見せ、ダンスパフォーマンスも披露。全員との握手会の後、最後のアンコール曲披露の際には、タンクトップを引き裂くパフォーマンスも見せ、その存在感をしっかり観客の目と心に焼き付けた。

東京=野崎友子通信員

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