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キム・ナムギルが記者会見、「日本のファンの情熱を感じる」
『善徳女王』でブレークした俳優キム・ナムギルが16日、翌17日に開催された「日韓Charity Presents 3rd日韓友情フェスタ」に出演するために日本を訪れた。
キム・ナムギルは17日のイベントに先立ち、記者会見を行った。初めての日本での会見に緊張ものぞかせたが、「今『善徳女王』が放送されていますが、たくさんの愛をよろしくお願いします」とドラマをPRしたかと思うと、時折おちゃめな姿も見せるなどして、会場を沸かせた。
『善徳女王』の撮影に入る前に、アクションのトレーニングなどで体を鍛えたか、との問いに「もともと運動は大好きです。以前ドラマ『恋人』で共演したイ・ソジンさんと一緒にアクションをしたことあって、スタントスクールで習ったこともあります。アクションには、とても興味があり、そのような作品を今後もやってみたいと思います」と語った。
今回の訪日は、チャリティーイベント参加ということで決まったもの。そして1800席の会場には申し込みが殺到し、すべて埋まった。それに関しての思いを「日本には4回目の訪問になりますが、今回このような意味深い行事に参加できて、うれしいです。たくさんの方に関心を持っていただき、感謝しています」と語った。
また、日本のファンについて「韓国の俳優、そしてわたしを応援していただき、韓国のドラマ、映画を愛してくださり感謝しています。撮影現場にも訪れてくださって、日本の方の情熱を感じます」とし、ファンの熱い思いに感謝の意を示した。
日本でのドラマの撮影など、最近日本に縁があるキム・ナムギルだが、「先日ドラマの撮影で、下呂温泉に行きましたが、東京は初めてなので、高い建物が多く驚きました。土地それぞれに違う印象、カラーを持っているので、まだ行ったことのないところにも訪れてみたいですね」と日本に親しみと理解を深めつつある様子をのぞかせた。
そして「当初、外国で(ボランティア)活動を行うことについては、あまりよいイメージを持っていませんでした。なぜなら韓国にも、たくさん困っている人がいるのに、という気持ちがあったからです。しかし、外国にボランティア活動に行った時に、衣食住の保障さえもされていない、たくさんの子どもたちを見て、気持ちが変わりました。今思うのは日本や韓国だけでなく、国や民族を越えて共に活動をしていけたらと思います」とボランティアについての思いも率直に明かした。
16日に、体調をくずした状態で日本入りしたキム・ナムギルだったが、多数の取材を受け、この日も終始笑顔を絶やすことなくファンとの触れ合いの時間を持った。実は熱もあり、点滴を打つという状態だったが、「自分に関心をもってくれるファンやメディアに精一杯の誠意を見せたい」という思いから、不快なそぶりを見せることもなくスケジュールをこなしたとのことだ。
東京=野崎友子通信員