31日に日本で歌手デビューする俳優のユン・サンヒョンが25日、東京ゆうぽうとホールにて開催された「韓流!“語楽”ナイト」に出演した。

 本イベントは、NHKエデュケーショナルとNHKプロモーションが主催し、30日からNHK教育テレビで放送される「テレビでハングル講座」出演者の細川茂樹、大沢あかね、コン・テユ、小倉紀蔵とともに出演し、軽快なトークやデビュー曲「最後の雨」などを披露した。


 2部構成で開催されたイベントは、1部前半は映画から韓国にハマった細川茂樹を交えて“ユン・サンヒョン徹底解剖”と題したクイズコーナーで「小さいころの夢は歌手。38歳にして日本で夢がかなった」「ヒーローより悪役をやってみたい」など日韓俳優によるトークを楽しんだ。

 後半は小倉紀蔵とともにユン・サンヒョンの出演作品『僕の妻はスーパーウーマン』を通し「韓国文化を見る」コーナー。主役名にまつわるエピソードや韓国社会における「妻の内助」の大切さ、韓国独特の言葉「ヌンチ」についてなど興味深い話などトークを中心に進行。また、ファンを舞台に上げドラマの再現「名シーンを演じてみよう」や3人のファンによる「愛の告白・ハングルで伝える私の思い」などファンとの触れ合いなど、楽しい時間を過ごした。


 2部では、K-POPから学ぶハングルと題し、前半は「ユン・サンヒョンのミニLIVE」コーナー。ブルーのペンライトが揺れる中、カラオケでよく歌うというTimの「サランハムニダ(愛しています)」、デビュー曲「最後の雨」、「Never Ending Story」(『僕の妻はスーパーウーマン』OST曲)の3曲を歌い、「日本のファンの前で歌うのが初めてで、ジーンとした」と語った。後半はK-POPを中心に「会話より歌は難しい」という「歌詞から学ぶハングルミニ講座」やイントロクイズと続き、最後は観客とともに『冬のソナタ』の主題歌「My Memory」を歌い締めくくった。

 イベントの終わりにユン・サンヒョンは、「緊張していたが、楽しく過ごせた。今日のこの日を忘れず真心のある俳優になりたい」と語り、日本語で「ありがとうございました」と何度も客席に感謝の言葉を述べ、名残惜しそうに舞台を後にした。



東京=野崎友子通信員

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