東方神起のジェジュンが、4月スタートのフジテレビ系『素直になれなくて』(木曜夜10時)で日本のドラマに初出演することが明らかになった。ジェジュンは日本語での初演技に挑む。

 ジェジュンは、昨年韓国で公開された日韓合作映画『天国への郵便配達人』に主演。この脚本を『素直になれなくて』の脚本家・北川悦吏子氏が務めたことが縁で、今回日本での俳優デビューが決まったもの。

 『素直になれなくて』はツイッターを通して知り合った5人の男女の友情をみずみずしく描く青春偶像劇。主演は瑛太と上野樹里のダブル主演だ。ジェジュンは5人の中の「ドクター」役を演じる。

 駆け出しのカメラマンでチャラい男「ナカジ」(瑛太)。ナカジとツイッター上で知り合い、やがて特別な存在になっていく私立高校の非常勤講師「ハル」(上野樹里)。ふたりを取り巻くのは、ハルの親友「ピーち」(関めぐみ)、グループのリーダー格「リンダ」(玉山鉄二)、そして、ジェジュンが会社での営業成績が上がらずプレッシャーに悩む「ドクター」だ。

 中野利幸プロデューサーは、同ドラマに関して「芝居の出来る役者さんで、時代を切り取るようなクオリティーの高い作品を目指す」とし、ジェジュンについて「画面を通して見ると、目をそらせなくなる圧倒的な存在感があると思う。実際はひょうきんな方で、役柄もそれに合わせて作っている」とその起用に自信を見せている。

 東方神起が、事務所との契約問題からグループ活動が事実上できなくなっている状況下、それぞれのソロ活動が注目されている中でのジェジュンの日本ドラマ進出ということで、注目度はより高まっている。もともと日本語の会話に不自由はなかったが、このドラマのために、よりいっそう日本語と演技の猛練習で備えているとのことで、期待せずにいられない。

東京=野崎友子通信員

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