1月25日に初のファンミーティングを開催し、チケットが即完売、そして大手ポータルサイトインフォシークなどで検索語トップ10入りをするなど、韓国女優として断トツの人気ぶりを見せつけているキム・ソナが、人気映画コメンテーターLiLiCoと対談した。

 女性向けエンターテイメントチャンネルLaLa TVの見どころが15分でキャッチできる番組「Café de LaLa(カフェドララ)」。MCのLiLiCoと、ゲストが対談を繰り広げるスペシャルコーナーが特に話題を呼んでいるが、2010年3月号のゲストはキム・ソナ。1月下旬に都内のダイニングーバーで対談した。

 10代のころ日本に住んでいたキム・ソナと、18歳で来日したLiLiCoは共通点も多い。日本語がまったくできずつらい思いをしたのでは、というLiLiCoの問いに「全然、そんなことはありませんでした。テストで点が取れなくても、日本語ができないから仕方がないってお母さんが思ってくれていたし、日本語を覚えると『良くできた』って先生は褒めてくれたから、むしろ楽しかった」と明るい答えが。

 日本語習得の秘訣(ひけつ)は、「1日中テレビを見ること」で、韓国語と日本語は語順が似ているし、発音が近い単語も多く、意外になじみやすかったとのこと。今は、日本語を話す機会はほとんどないが、それでも日本に来ると自然と日本語が出てくるそうだ。光GENJIなどのアイドルの存在も、多感な少女時代を日本で過ごしたキム・ソナを元気づけてくれていたという。


 ドラマ『ラブ・トレジャー~夜になればわかること~』では、文化財の盗難取締官を演じ、日本ロケも体験。ロケで訪れた金沢は、「古い町並みや建物が残っている美しい町。今度は、プライベートで是非行ってみたい」と、すっかり気に入った様子。温泉に入るシーンの撮影では、8時間近くもお湯につかり続け、最後には肌がふやけて白くなってしまったという秘話も披露した。

 LaLa TVの2009年ワンクリックアンケートで、好きな韓国女優第1位に輝いたキム・ソナ。ラブコメディーの印象が強い彼女だが、アクションなどもこなす演技派女優で、2009年末にはSBS演技大賞「ドラマスペシャル女性演技賞」「十大スター賞」をダブル受賞するなど、演技力と人気のほどを証明。将来的にはサスペンスをはじめ女優としてさまざまな役柄に挑戦していきたいと語った。

 この対談は、LaLa TV の「Café de LaLa」にて2月16日午前10時30分~ほかで放送予定だ。

東京=野崎友子通信員

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