女優キム・ソナが25日、日本で初めてのファンミーティング「キム・ソナ来日記念イベント」を東京・京王プラザホテルで開催。スリムなってよりきれいになって登場、ロマコメクイーンのキュートさと存在感を遺憾なく発揮した。

 キム・ソナは、すっきりしたシャープなイメージの黒のパンツスーツで登場。『ラブ・トレジャー〜夜になればわかること〜』『私の名前はキム・サムスン』などの映像を見ながら、作品の思い出などをトーク。また、ファンからの質問にも答えた。また「次回作がもうすぐ決まる。次は映画になる」と明らかにした。

 セクシーなミニのドレスに衣装替えした後、得意のピアノの演奏、そしてちょっと不安げに「瞳がほほえむから」「ある恋しさ」の2曲を歌った。そしてアンコールの声に再びベアトップのミニドレスに着替えて登場し、「天城越え」を熱唱。意外な選曲と迫力の歌声に喝さいを浴びた。


 日本語が堪能なキム・ソナは、この日通訳も伴わず、すべてを日本語でこなした。ファンらはより身近な印象を持ち、イベントの楽しさが倍増した様子。イベントの最後には、キム・ソナの希望により握手会も行われた。

 また、キム・ソナはイベント前に記者会見を行ったが、ここでも彼女らしい明るくキュートで率直な人柄を見せた。

 「これまで日本の作品のオファーはあったが、スケジュールの都合などで実現しなかったこともあった」「(自分の出演作品について)日本のネットサイトをチェックしてファンの反応などを見ている」「日本で好きな俳優? 竹野内豊さん、いちず」など日本語に堪能なキム・ソナらしい言葉を残した。


 日本で中高生時代を過ごしたことが知られているが、日本でのお気に入りの場所は、との問いには「思い出の場所は小さなころに行ったディズニーランド。そして浅草。おみくじを最初に引いた時不思議だった。それからいろいろなお祭り…あんずあめ」などと当時を思い出すかのように楽しそうに話した。

 つやつや肌の小顔に体のラインもますますすっきりした印象で、生足も大胆に見せたキム・ソナ。「肌がきれいなのは生まれつき。めんどうくさがりやなのでマッサージもやらないし、アイクリームも塗っていない。母の遺伝のおかげ? 母の方が(肌が)きれい。でも秘訣は…水をたくさん飲むこと? 1日に2リットル以上飲む。太った時に、いくら運動して、食べ物を調節しても、代謝が良くないと(体重を)落とせないと言われた。今日飲みすぎた、食べ過ぎたと思ったら、明日と明後日は制限して、運動するといい」と独自の美容健康法を披露した。

 キム・ソナは、2009年末には韓国でSBS演技大賞「ドラマスペシャル女性演技賞」「十大スター賞」をダブル受賞し、演技力と人気共にトップスターであることを証明したが、その勢いは日本へも波及。

 日本では公式ファンクラブが発足し、この日のイベントには320席の定員のところ500人を越える応募があったという。また、前日24日に開催されたフジテレビのイベント「キム・ソナ 来日記念!トークイベント」には、告知から締め切りまで2日間しかなかったにもかかわらず800人を越える応募が殺到。日本では数少ない「韓流トップ女優」として、今後のさらなる飛躍が期待できそうだ。


東京=野崎友子通信員

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