1月14日にファーストミニアルバム「BLUETORY」でデビューしたバンドCNBLUE。

 ボーカルとギターを担当しているジョン・ヨンファは、CNBLUE以前に早くも人気を得ていた。ドラマ『美男<イケメン>ですね』に演技初挑戦ながら主演の一人を演じ、その容姿と穏やかなキャラを好演したジョン・ヨンファに話を聞いた。

―『美男<イケメン>ですね』にキャスティングされた経緯を教えてください。

 「日本でCNBLUEというグループで留学してインディーズ活動中に、『美男<イケメン>ですね』のオーディションを受けました。カン・シヌ役がバンドメンバーでギター担当ということで適役だと思ったのか、とにかく監督や脚本家によい評価をしていただいたようです」

―初めてのドラマ出演でしたが、プレッシャーや悩んだことはありましたか。

 「毎日が不安と後悔の日々でした。演技力があって(ドラマを)始めたわけではなく、このドラマで初めて演技をしたので、16回の最後まで、ずっと心配しっぱなしでした」

―撮影前に、何か準備したことはありますか。

「台本を常に持ち歩き、ずっとカン・シヌについていろいろ考えて、どんな小さい点でもひとつひとつ理解しようと努力しました」

―カン・シヌ役は演じやすいキャラでしたか。

 「温厚で優しいシヌ役でしたが、楽だということは全然なくて、最後まで難しかったです」



―シヌは、ミナム(ミニョ)を好きなのに、ずっと告白できませんでした。ヨンファさんならどうしますか?

「ドラマでは、告白はしましたが、遅いよと思いました(笑)。僕ならすぐ告白したと思います。それに、男なら何かが始まったら終わりをしっかり見ないといけないのでは、と思います」

―イメージとしてシヌとぴったりの雰囲気で似ているのかなと思ったのですが。

 「シヌと似ている点は多くないみたいです。僕はすごく子どもっぽくて、いたずら好きな性格なんですよ(笑)。でもシヌになりきろうと演技する中で、似たところが多くなっていったかもしれません」

―一番気に入っているシーンはどこですか。

 「『僕の女です』と言うシーンが一番記憶に残っています。なぜなら初めて自分の気持ちをはっきりと表現するせりふだからです」

―特に悩んだ点、苦労したことは何ですか。

 「さっきも言ったように、一つ一つが全部難しくて…現場も初めてなので適応するのがすごく難しかったです」



―共演者のチャン・グンソクさん、パク・シネさん、イ・ホンギさんはどんな方でしたか。

 「グンソクさんは、初めは親しくしにくいかなと思ったのですが、実際会ってみるとすごく気さくに接してくれて、ありがたかったです。シネさんは一番僕とのシーンが多くて、たくさん助けてくれた友達。ホンギは同じ事務所で、とても親しいです」

―撮影で、3人の方との呼吸はどうでしたか? やりやすかったこと、やりにくかったことなどありましたか。

 「驚くほどうまが合ったんです。現場は和やかで、息が合う人たちと一緒だからなのか、全然いやなことなどなくて、すごく気持ち良かったです」

―共演してみて、最初と印象が変わった、という人はいましたか。

 「チャン・グンソクさんですね。なんとなく人見知りのあの雰囲気の人だと思っていたのですが、会うとすぐふざけたりする気さくな人で、A.N.JELLメンバーなどを連れて食事もおごってくれたりして、すごく自分を楽にしてくれました」

―特に思い出に残っている共演者との撮影エピソードを教えてください。

 「エピローグの撮影の時を思い出します。いつもは自分の役をやるだけでしたが、ソテジ、DJ DOC、少女時代などになりきって、エピローグ撮影をしたので、お互い笑ったり、ふざけたりもできる現場でした」

東京=野崎友子通信員

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