俳優キム・ソンスが28日、キム・ソンスジャパンオフィシャルファンクラブ ～Team Sung Su～（www.kimsungsu.jp）の1周年を記念したファンミーティング「キム・ソンス　1st　Anniversary」を東京・山野ホールにて開催した。

　主演を務めたドラマ『愛しの金枝玉葉』DVDも発売になり、人気を高めているキム・ソンスがファンミーティングを開くのは、今年の3月以来8カ月ぶり。

　キム・ソンスはトークで、今月より演劇『お母さん、旅行行きますか？』で舞台初挑戦していることについて、「以前からやってみたいと思っていました。舞台はテレビと違い、２時間その状況を維持するということがとても大変です」と明かした。

　そして「ドラマや映画は監督の作品といわれますが、舞台は俳優の作品といわれます。舞台は始めたら終わるまで中断させる人がいません。NGがあったとしても、アドリブで切り抜け、NGを出していないフリをします。長い時間演技を続けることにプレッシャーを感じることもありますが、その分喜びややりがいを感じ、楽しいです」と、手ごたえと充実感を語った。

　また、趣味の野球が番組となった。「趣味で始めましたが、いつの間にか野球で仕事をしています。バラエティー番組『天下無敵野球団』でやっています。趣味でやっている時は楽しかったんですが、撮影だと簡単ではなく、けがをする事もありますが、種目が野球でよかった。楽しくやっています」。

　メンバーにはオ・ジホ、キム・ジュン、マルコ、ドンホ、イム・チャンジョンキム・チャンニョルハン・ミングァンらがいるが、「ここだけの話、私が一番うまいです（笑）」とも。

　そして楽しいこと、つらいことはとの問いに、「野球自体が楽しいですね。チームに入団してから、このチームがゲームに勝つようになり楽しいです。入団後肋骨（ろっこつ）にヒビが入り痛かったんですが、撮影のためにプレーを続けたので肉体的にはつらかったのですが、それ以外は楽しいです」と答えた。

　また、『スタイル・オム』でMCにも挑戦したが、「ファッションには興味なかったのですが、番組を通して知識を得て関心を持つ事ができました。MCはいかに専門的な知識を持っているかによって、出来に大きな違いが出ると思いました。次回はトークショーのMCにチャレンジしたいです」と意欲を見せた。

　トークのほか、歌の披露、○×クイズ、ファンからの質問コーナー、タイムカプセルのほか、「ファンクラブ１周年の着歌制作」というユニークな企画も。キム・ソンスが会場と一緒に着歌を録音するなど和気あいあいとした楽しい雰囲気で進行した。

　最後に「来年舞台が終わり、ドラマか映画を撮影し、その後また皆様にお会いすると思います。それまで、たくさんの声援を送りながら待っていてくださいね」と語ると会場からは大きな拍手が沸いた。

　なお、今回は東京・福岡の2大都市ファンミーティングで、29日には、ZEPP FUKUOKAにてファンミーティングが行われる。

東京＝野崎友子通信員