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ヨン様と韓流スターデザイナーの意外な関係とは(上)
最近、デザイナーのイ・ドイが「韓流スター」として人気だ。イ・ドイは、先日閉幕したソウル・ファッション・ウイークで注目されたデザイナーの一人。著名なデザイナーを輩出している英ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ校を卒業後、フランスで活動、すでに海外で評価されているが、このように「韓流スターデザイナー」としてクローズアップされているのは、ほかにも理由があるとか。それは、実はあの「ヨン様」のおかげ。ペ・ヨンジュンの元恋人と報jられた映画監督イ・サガンの実の姉だからだ。
「ペ・ヨンジュンが来た」というと、飲食店、美容院、さらには靴下の店まですべて「観光コース」にしてしまう日本人ファンに、彼女の名前は少しずつ浸透しつつある。特に、イ・サガンは最近、ケーブルテレビチャンネル「オリーブ」の『ココ&マーク』という番組で司会を務めていることもあり、「ペ・ヨンジュンの元カノ」という修飾語がポータルサイトの検索ワードランキングで上位に入ったことも。イ・ドイもイ・サガンとともに出演、「美人姉妹」への関心はいっそう高まっている。
イ・ドイがソウル市江南区新沙洞の「カロスギル」にオープンさせたショップには、観光で立ち寄る日本人ファンが多く、今回のファッション・ウイークでも、日本人ファンが彼女のショーを見に来たという。イ・ドイはこうした関心の高さに照れているよう。やはりデザイナーとしては、「ペ・ヨンジュン」ではなく自身の服で人々の記憶に残りたいからだろう。大邱の裕福な家に生まれ、湯水のごとくお金を使ったといううわさについても一蹴(いっしゅう)した。イ・ドイが自身について語った。
わたしの名前はイ・ドイ。ファッションデザイナーという職業を得て、一生懸命働いている韓国人。妹はイ・サガンという映画監督。わたしたちは自分の道をひた走る姉妹であると同時に、仲間でもある。
わたしたち姉妹が現在のように、ほかの人とは少し違う道を歩むようになったのは、父の影響が大きいのかもしれない。当時まだ医学生で勉学にいそしんでいた父とは、小さいころ多くの時間を共に過ごすことはできなかったが、一緒にいるときはいつも、わたしたちが本好きで本に親しみ、想像力をふくらませられるよう教えてくれたことを覚えている。どんな分野でも偏見を持つことなく、物事や文化をありのまま受け入れられるよう、さまざまな経験をさせてくれた。その影響は今、わたしたち姉妹がクリエーティブな仕事に携わるようになった根幹となっていると思う。