俳優ソ・ジソブが、携帯専用放送局「Bee TV」にて日本ドラマ初主演した『I am GHOST』の配信開始にあたり開催されるプレミアムイベントに参加する。

 今月13日、東京国際フォーラムホールAにて『I am GHOST プレミアムイベント』(仮)が開催される。Bee TVの番組イベントとしては最大級のもので、ソ・ジソブほか共演の谷村美月、園田敏郎監督、脚本の平田研也氏らが出演。『I am GHOST』の先行上映、メーキング映像上映、登壇者のトークなどが予定されている。

 『I am GHOST』は、殺し屋(ゴースト)のソ・ジソブと女子高生の谷村美月がひょんなことから出会い、逃走を繰り広げることになる物語。『つみきのいえ』で今年アカデミー賞短編アニメ映画賞を受賞した平田研也氏の脚本ということでも注目を浴びている作品だ。

 ソ・ジソブは、『I am GHOST』の撮影を始めるにあたって、この作品への出演オファーをもらった感想を「自分にとっては新しいドラマ、新しい挑戦、そして初めてのことなので緊張もしていますが、今までやってきた役よりこれから演じる役というのは自分にとってはたくさんあると思うので、今回もその一つだというとらえ方をしています。果たしてどんな映像に仕上がるのか、すごく楽しみです」と語っていた。

 初めての日本ドラマということについては、「俳優にとって撮影現場でやることは日本も韓国もほとんど同じだと思います。ドラマは初めてですが、映画の撮影で来た時も同じように感じました」とし、自信と余裕をのぞかせた。

 Bee TVはまったく新しい、携帯で楽しむ専用放送局だが、携帯配信のドラマということで何か普段と違って意識したことは、との問いには「演技というのはどういう状況でも同じだと思います。ただ、今回は1話が5分という限られた中で作るドラマ形式の前提があるので、その中でどういったものを見せていけるのか、監督と相談していく点かなと思います」としていたソ・ジソブ。

 全24話を取り終えた今、どんな話を聞かせてくれるのか。作品の仕上がりとともに、大いに気になるところだ。

東京=野崎友子通信員

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