故チャン・ジニョンさんの夫キム・ヨンギュンさんの父親で、元国会副議長のキム・ボンホ氏が長い沈黙を破り、嫁の存在を認める発言をした。

 1日にチャン・ジニョンさんが死去した後、外部との連絡を絶ち、メディアとの接触を一切避けてきたキム元副議長が3日、スポーツ朝鮮との電話インタビューに応じた。キム元副議長は「息子さんとの交際の事実をいつ知ったのか、息子さんの結婚を認めるか」という質問に対し、「はい」と静かに答えた。

 また長い説明の代わりに、「関心を示してくださって感謝している。夜にはひん所(出棺まで棺を安置する場所) に行くつもり」という言葉を残した。

 この言葉には、息子の選択を信じ、家族の立場で結婚を許し、息子が心から愛した嫁に会うためひん所に行く、すなわちチャン・ジニョンを嫁として認めるという意味が込められている。

 前日の電話では「申し訳ない」と短く答えた後、一方的に電話を切ってしまったキム元副議長が、この日はすべてのことを受け入れたかのように、前日とは打って変わった穏やかな声で記者の質問に答えるなど、心境の変化が感じられた。

 関係者は「息子と故人の交際の事実を知った後、幾度も息子を止めたが、時間がたっても息子の気持ちが変わらなかったため、結局はすべてを認め、結婚を許したのだろう」と語った。

チョン・ギョンヒ記者

【ニュース特集】チャン・ジニョンさん、がんで逝く

ホーム TOP