映画
ソ・ジソブがBeeTVのドラマ『I am GHOST』に主演、10月より配信
ドラマ『カインとアベル』が日本放送中で好評を得ている俳優ソ・ジソブが日本のドラマ『I am GHOST』に主演する。
ソ・ジソブは映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』で日本で俳優デビューは果たしているが、ドラマで、しかも主演するのは初めて。相手役はドラマ『キャットストリート』などで存在感を放つ女優、谷村美月が務める。
『I am GHOST』は、携帯専用放送局「Bee TV」が配信するもので、開局以来初となる本格アクションドラマ。ソ・ジソブ演じる外国の暗殺者(ゴースト)と谷村演じる日本の女子高生・愛の逃亡劇を描いたもの。
脚本は、短編アニメ『つみきのいえ』でアカデミー賞を受賞した平田研也、監督はSHORT SHORT FILM FESTIVAL2009/MUSICショート部門優秀賞を受賞した園田俊郎、そして企画・制作はROBOTという超豪華キャストとスタッフの手による作品だ。
ソ・ジソブは、この作品にオファーされたことについて「自分にとっては新しいドラマ、新しい挑戦、そして初めてのことなので緊張もしていますが、どんな映像に仕上がるのか楽しみです」とコメント。
携帯ドラマというジャンルについて「演技というのはどんな状況でも同じだと思います。ただ、今回は1話が5分という限られた中で作るドラマという形式の前提があるので、その中でどういったものを見せていけるのか、これからの撮影の中で監督と相談していく点かなと思います」と所感を述べた。
役作りについては「今回は、あまり準備せずに撮影に臨んでいます。というのは、いろいろ現場で考えながら、作りながらやりたいと思ったので。全部自分で決め込むのでなく、ある程度余裕を残した上で撮影に臨んで、そこで実際に作ってみたほうがいいのではないかと思っています」とした。
相手役の谷村美月については、「初めてお会いするのでぎこちないこともあるかなと思いましたが、すごく性格も明るくて、一緒にいるとすごく気持ちを楽にしてくれる方。撮影が楽しみ」と語り、息のあった演技を見せてくれそうだ。
『I am GHOST』は10月20日より、毎週木曜・日曜の週2回更新。5分間で全24話を予定している。
また、ドラマ配信に先駆け、Bee TVはムーログ(ムービーブログ)「ソ・ジソブのSONICK WORLD」を9月20日より毎週水曜、日曜の週2回更新で配信。全26話が予定されている。ソ・ジソブの日常とその裏側、『I am GHOST』の撮影の模様などをドラマと連動して届けられる。ムーログに海外の俳優が登場するのも初となる。
なお、『I am GHOST』は、Bee TVでの配信を皮切りに、以降、ソ・ジソブが日本を再び訪れ、プレミアムイベントの実施、写真集やDVDの発売、そして劇場での上映も予定されるなど、多方面で展開される一大プロジェクト。ソ・ジソブのファンには楽しみが続く。
東京=野崎友子通信員