―写真集「Travel with Minho」、とても楽しみですが、撮影にあたって意識したこと、自分で要望したことはありますか。

 「特別に出した要望などはありませんでした。ナチュラルがこの写真集のテーマでもあったので、写真集のタイトルのように僕が見たもの、感じたことなどによって、アドリブで撮影をしました」

―海外での撮影が多かったようですが、思い出に残っていることなどエピソードはありますか。

 「写真を見てもらえると説明がしやすいんですが…旅行をしながらの撮影でしたので、その写真ごとに風景だったり、人々との出会いだったりとそれぞれに感じるものがありました。現地のすべてに溶け込もうとした時、言葉は違っても気持ちが通じたことが多かったように思います。具体的なエピソードではないのですが、すべてが本当に貴重な経験でした」

―写真集の撮影とドラマの撮影、どちらが大変ですか。

 「僕は状況を楽しむ方なので、仕事において“大変だ”と思うことは、実はあまりないんです。今回発売される写真集は、時間に余裕をもって撮影できたので、その点はとてもよかったですね。強いて言えば・・・さまざまな状況によって、ちょっと辛いこともありました。例えば寒い、とかお腹が空いた、とか(笑)。今回の写真集撮影にしても、ドラマ撮影やCM撮影にしても、撮影時は僕がやらなくてはいけない役割に集中しているので、疲れるといった感情を感じる余裕がないんですよ」

―先日チョン・イルさんにお会いした時にイ・ミンホさんのことを尋ねると「仲がよく、家に遊びに行ったり来たりしている友達。男らしく率直で心も深い人」と語ってくれたのですが、イ・ミンホさんから見て、チョン・イルさんはどういう方でしょうか。

 「イルは思いやり深く、元気で天真爛漫でカッコいい大切な友人です。同じ仕事をしているのでいろいろな面で話も合うんですよ。彼は今ドラマに出演していますので、いい結果が出るよう願っています」

―イ・ミンホさんの次回作も待ち遠しいのですが、やってみたい役、ドラマのイメージはありますか。

 「次回作は慎重に検討中です。一つの役柄における配役が与えられた時、劇中でその配役のキャラクターがはっきりと生きているなら、どんな役柄でもかまいません。次回作についてたくさん質問を受けますが、多くの関心にただ感謝するだけです」

 礼儀正しく、さわやかな好青年イ・ミンホ。「応援してもらっている分、今後どんな役柄でもプレッシャーを感じないで引き受けることが出来るよう、基礎を固めながらしっかり準備をしています。ぜひ楽しみに待っていて下さいね。これからもよろしくお願いします」と締めくくった。イ・ミンホは、フレッシュグリーンのように伸び盛りの勢いとみずみずしさにあふれている。『花男』からさらにステップアップしたイ・ミンホに早く作品でも会いたい。

東京=野崎友子通信員

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